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求める人材を言語化出来れば苦労しないのですが

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今朝の日本経済新聞一面にあった記事です。

新卒求人サイトの功罪

「面接やOB・OGとの面会を重ねるリアルな就活が必要」。キャリア形成に詳しい小島貴子・東洋大准教授は指摘する。「企業は求める人材を具体的に示してほしい。ミスマッチも減る」と注文をつける。

求人サイトが悪いと思ったことはありません。その昔、個々人が応募していた頃には、中小企業だけでなくB2Bのビジネスだけをやっている会社は、採用に苦労していました。僕がソフトバンクグループに入社した頃でも、僕の友人たちはほとんど誰も社名を知らず、中には「怪しい会社なんじゃないの?」なんて言い出す始末。(苦笑)

そんな頃から比べれば、求人サイトが出来たおかげで、採用側としても手間は激減しましたし、応募側もラクになったと感じます。ただ、結局求人誌同様に、紙面を大きく取る企業が目立つのは致し方ないところですが。

「企業は求める人材を具体的に」

これが一番難しい気がします。最近では就活生に求めることとして「コミュニケーション」を取り上げる企業が多いとか。たしかにIT業界でも、PCの前に座っているだけで済まない仕事が増えていますね。アジャイルとかそういう言葉でなくても、ディスカッションして開発を進めたり、お客さんと議論しながらすすめるようなプロジェクトも増えています。言われたことだけ粛々と、といった仕事が占める割合は減ってきているように感じます。
 
そんな中で、コミュニケーション力を求めたくなる企業が増えるのも必然かも知れません。しかし、「コミュニケーション力」と言っても、具体的にどういうことが出来れば「コミュニケーション力がある」と認めるのか、といったことは定義されていませんし、定義しづらいところだと思います。
 
僕の友人は、彼が前職時代にとても分かりやすい言い方をしていて、「一緒にメシを食いたい人を採用する」と。「一緒に(快適に)仕事はできるけど、食事を一緒にしたくない」というのはないだろう、ということなんです。僕もこの考えに同意しているので、当社の採用面接では食事をご一緒することが多いです。まずは面接ということで会議室でお話しても、その後にランチをご一緒したり。もちろん、小さい会社だから出来ること、です。
 
求める人材を具体的に言語化することが難しくても、「うちはこうやっています」なら言うことが出来れば、少しは理解してもらいやすくなるのでしょうか。それは、自分の部署で採用を行なっていない会社の先輩に聞いても無理でしょうし、採用予定のない経営者に聞いても分からないことだと思います。企業訪問、先輩訪問も、きちんと先を見据えた訪問が必要だと感じる今日この頃です。
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