試す勇気がない「学び」は、価値がないのでは?
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今朝、フェイスブックにとても勇気が沸く名言が流れてきました。
人生は、見たり、聞いたり、試したり、の「3つの知恵」でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで、一番重要な「試したり」をほとんどしない。ありふれたことだが、失敗と成功は裏腹になっている。みんな失敗を恐れるから、成功のチャンスも少ない。(本田宗一郎)
あの、ホンダの創業者である、故本田宗一郎さんらしいお言葉です。パナソニックの創業者である松下幸之助さんも「やってみなはれ」という言葉を残しておられますね。
情報過多のこの時代、見たり聞いたりする機会は山ほどあり、○○勉強会のようなものもたくさん開催されています。朝カフェ次世代研究会も無料で開催していますし、学びの場はたくさんあるのですよね。でも、我々ビジネスパーソンは、やってナンボ。出来てナンボですが、まずは「やってナンボ」。
でも、日本人って結構完璧主義の人が多いせいか、必ず出来ることでないと着手しない人が多い気がしています。完璧主義も素晴らしいのですが、誰だって、何だって「初めて」という経験をしないことには、はじめの一歩がないことには前進できるはずもないわけで。
以前関わっていたNPO日本ファシリテーション協会でも、「会社ではファシリテーションしたことがない」という方が多かったです。もったいない。せっかく、こういう場に来て気付きを得て帰っているのに、それが実用化されないのは、僕的にはとてももったいないのです。
ビジネスにおいて「試す」というのは、とても勇気のいることかも知れません。でも、試さないことには前に進めない、新しいことに取り組めない。「試す」と言っても、いろいろな規模があると思います。先ほどのファシリテーションのように、仮に失敗したところで大きな損失にならないような会議で試してみるとか、場はいろいろ考えられると思うのですよね。
ホップ・ステップ・ジャンプと言いますが、ホップは「試す」から始まるのだなあ、と感じた週末&月末です。
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