BYODは、目的と手段の整理が大事
昨日はオルタナティブ・ブロガー定例会で、今回は坂本さんのe-Janネットワークスさんにお邪魔しました。朝カフェでいつもお邪魔しているのですが、今回はオフィスを拡張されたということで、オフィスツアーもさせていただきました。立ったままの会議室がいいなあ、と感じました。とても参考になるオフィスです。
昨日は坂本さんからCACHATTOについていろいろ教えていただいた後に、朝カフェでも講演いただいた三井営業部長からBYODの事例やお客様の取り組みなど、いろいろとご紹介いただきました。
BYODは最近のホットなキーワードになっており、当社もソフトバンク・テクノロジーさんと一緒にBYODパッケージをリリースさせていただいています。 BYODを検討されている企業の多くは、「コスト削減」が目標になっているケースが少なくなく、そのため端末以外にもコストをかけない、という判断になってしまい、結果的に「うまくいっていない」という声もちらほら聞こえてくるのが実態です。
三井さんからお伺いした企業の事例で「社員が使いたい端末を使う」 というお話しがありました。これこそBYODだなあ、と感じます。その昔、僕も自分の携帯電話を社用にさせてもらっていました。仕事にしか使わないのですが、コスト優先で導入する会社支給の端末は使いたくない。また、会社支給ですと2年に一回しか買い換えられないわけですが、そこは自分で負担さえすれば、好きな端末が使えるというのが良かったのです。当時はBYODという言葉はありませんでしたが。
BYODは目的をはっきりさせることも大事である一方で、どうやって実現させるのか、という手段もしっかり考えることが大切だなあ、と。そして、導入することで社員の利便性が向上し、かつモチベーションのあがる施策も大事なあ、と感じた次第です。
BYODという言葉だけ独り歩きしている感もありましたが、こういう具体的なお話しをお伺いすることが出来、いろいろとインスパイアされた週末です。坂本さん、三井さん、e-Janネットワークスの皆さま、ありがとうございました。