社員研修は「投資」か、「福利厚生」か
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昨日のオルタナティブブロガー定例会は、グローバルナレッジネットワークさんの教室をお借りしてきました。
こちらには何度かお邪魔していますが、オフィス家具のショールームのようにキレイなお部屋ばかりです。
今回は、こちらでお仕事をされている田中昭和淳子さんから、普段のお仕事から見えるものをご紹介いただき、みなさんで質問したり、意見を交換したり、という時間を楽しみました。
そんな中で、「社員研修は「投資」か、「福利厚生」か」といった話題もありました。研修は投資にしたいところだけれど、投資と考えるには効果を計測しづらいのですよね。しかし、かといって公に「研修は福利厚生だ」と言ってしまうと、社員の姿勢が変わってしまうことも考えられる。いい加減とまではいかなくても、気楽な姿勢になってしまうことで、せっかくの研修から得られるものがなくなってしまう、ということですね。
昨日の議論の中にはMBAの話もありました。企業としてMBAを取得して帰ってきてもらい、さらに大きな仕事を任せていこう、という目論見があるのでしょうが、残念ながら帰ってきた社員の多くは退職していってしまう。投資のはずなのに、ほとんど効果が得られないばかりか、むしろ多額のお金を支払って送り出すというようなことにもなるわけですね。
そう考えると、なかなか中小企業では研修にお金をかけられないものだなあ、と感じた次第です。
あと、研修講師を先生呼ばわりしてはいけない、とか、受講生をお客さん扱いしないほうがいい、なんて意見もありました。どちらにも同意です。
あと、研修講師を先生呼ばわりしてはいけない、とか、受講生をお客さん扱いしないほうがいい、なんて意見もありました。どちらにも同意です。
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