情シスめんどくせー
先日のデブサミでお話しした中に、「情シスめんどくせー」というスライドがあります。それは、当社のお客様から何度も聞いてきた言葉です。iPadあるいはスマートフォンを導入したいのは、営業部門、販売部門など、売上を司る部門であることが多いのですね。その営業部門が導入に盛り上がっている最中に、「大変です」「難しいです」「あれは無理です」といった否定文ばかり口にする人たちがいるのですね。もちろん、それはそれなりに理由があるわけで、ただ無闇に非協力的というわけではないのですが。
iPadの導入は、スピードを求められる ことが多いです。今週、今月といったことは当たり前なので、当社のキッティングセンターも猛スピードで取り組みます。ところが、社内システムにアクセスしたいとか、社内Wi-Fiに接続したいという希望が出てくると、それが実現する以前に、検討だけで数週間過ぎてしまうことがあります。自分たちだけで判断できないことがあるのかも知れませんが、そのスピード感は営業部門には理解し難い、ということになるわけです。そこで、「情シスめんどくせー」という言葉につながるわけですね。
このことは、情報システム部門の評価制度にまで遡るので一概に解決しづらいところではあるのですが、少なくともスマートフォンとか、タブレットといった導入は、今までのスピード感とは全然違うものになっているのですね。
先日のデブサミでは、アイキューブドシステムズの畑中取締役が講演の中で、「一日で作ってお客様にバグ出ししてもらうくらいのスピード感」というお話をされていました。 そのスピード感で取り組むか、取り組めるか、ということに尽きる気がしています。「情シスめんどくせー」出来れば、二度と聞きたくない言葉です。