会社員の夏休みは夏じゃない、と考えてみる
この土日は、寒いし、天候もあまりよくないですねえ。ま、今日は雨は降らなさそうなので、少し散歩にでも行ってみたいと思います。
会社員の皆さんは、夏休み制度があるところもあれば、リフレッシュ休暇という制度が導入されているところもありますね。お盆休みという制度がある会社もありますが、IT業界では少ないかな、という印象です。
僕自身、20代の頃に夏休みというものはありませんでした。いや、有給休暇を繋いで休めばいいのですが、連続休暇を取得することに後ろめたさがあったというか。良くないですねえ。好きな会社でしたが、こういう雰囲気があるのはよくないと思います。
30代後半になってからは、できるだけ毎年夏休みを取得するようにしていました。その年代になると部下がいますから、自分が休まないと部下が休みづらくなるからなんですよね。じゃあ、いつ休むかというと、子供が出来ると学校の夏休み期間に休む、ということになるのですよね。7月20日頃から8月末までの間です。
では、この時期に旅行に行こうということになると、多くの人が同じ理由で集中するため、どこも混んでいますし、旅行費も高いのです。ちなみに、HISのサイトで夏休みピーク期間に一番安いという条件で検索した「ハワイ4泊6日の航空券+ホテル」の費用は228,700円。(ハワイアン航空、アラモアナホテル)同じく一番安い条件で9月出発にすると、129,110円。(ユナイテッド航空、アラモアナホテル)半額とは言いませんが、こんなに差があるのですよね。
つまり、子供の夏休みという縛りのない、例えば未婚の20代の会社員の方であれば、何も気にせず9月に旅行すればこんなにお得になるということなんですよね。もちろんこれは会社毎のルールがあると思いますので、そこは自社にご確認ください。
中には会社員になってからも、学生時代の友達ばかりと付き合っている人は、なかなかこういう発想にはならない、というお話を伺いました。夏休みは「夏」だと思い込んでいるそうです。旅行好きな僕からすれば、「うーん、もったいない」と思ってしまいます。
旅行先にもよりますよね。例えばオーストラリアに行きたいのであれば、日本の夏休みはオーストラリアでは冬。その時期が自分が楽しみたいオーストラリアなのかどうか。ゴールドコーストとか、グレート・バリア・リーフとか、海のイメージがあるのでしたら、日本の夏じゃないほうがいいかも知れませんしね。
夏休み、リフレッシュ休暇、当社にはそういう制度は設けていませんが、有給休暇を繋げて休むことは推奨しています。それをどこで取得するかは自分次第。旅行ばかりが休みの理由ではないと思いますが、どう楽しむかは自分次第ですね。