2011年度最終日を迎えて感じるのは「感謝」
弊社「イシン株式会社」は、四苦八苦しながらも2011年度を終えることが出来ました。ひとえに、お取引先の皆さま、ご支援してくださった皆さまのおかげです。ありがとうございます。
2011年度を迎えた頃は、どこの企業でも不安とも言いづらい、不信もあり、落ち着かない空気だったのではないでしょうか。僕のお知り合いの中には、お客様が東北にある企業だったことで、きちんと終えた仕事だけれどお金をいただけなかった方もいらっしゃいました。みんな、そう、みんな大変だった時期でした。
当社は2008年創業ですが、当初は合同会社でスタートしました。株式会社よりも仕組みがシンプルなのでそうしたのですが、日本社会ではまだまだ浸透していなかったため、途中で株式会社に変更しました。銀行でも「合同会社って、合資会社の間違いでは?」と言われたこともあります。当時はすでに、シスコさんも合同会社だった記憶がありますが、知られていなかったんですよね。未だにそうだと思います。
2009年から始めた法人向けスマートフォン、スマートデバイス関連ビジネスも、当初はまだまだ知名度が低く(今でもまだまだですが)、なかなか我々ベンチャーが入る余地がなかったのですが、最近は大手企業からもご相談をいただけるようになってきました。ただ、そこに胡座をかいてはいけないと肝に命じ、さらに「イシンバリュー」を発揮できるように頑張らなくてはならない、と感じています。
我々経営者にとって、年度は単に節目でしかありません。 大事な節目ですけど、あくまで途中経過です。明日からは2012年度が始まり、1年後には次の年度が始まります。1年、1年、そして1日、1日を大切に取り組まなくては、と再認識している次第です。2012年度は、さらに「役立つ会社」であるべく、取り組んでまいります。引き続き、イシン株式会社をよろしくお願いいたします。