そろそろ教科書を電子化しない理由がなくなってきた?:「iBooks Author」発表!
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iBooksの新バージョンiBooks2と、世界の大学の講義をオンラインで受けられるiTunesUが発表になり、同時にiBooks Authorが発表になりましたね。音声や動画を入れ込んだ電子書籍は別として、電子書籍を手軽に作成できるようになったわけですね。まあ、今までも方法はあったわけですが。
電子教科書の議論になると、必ずといっていいほど「電子化する理由はなんなのか?紙でもいいんじゃないのか?」といった議論を始める向きがあったようです。特に、教育機関、教育側の方々から。「ランドセルは転倒の際の怪我防止にもいい」なんて話もありますが、中身が教科書でなくてはならない理由ではなさそうな気もします。
ここまで電子教科書を作ることがカンタンになってくると、もうやらない障壁はないわけで、「電子化しない理由はなんですか?」という質問が出てくるのも時間の問題だと感じています。電子化すれば、中身を検索できるだけでもメリットがありますよね。小学生も、ランドセル背負って、上履き入れ持って、補助バッグ持って、とやっていたのが、iPadのような電子端末一つに教科書、補助教材全てが入れば、荷物もすごく少なくなります。それもメリットと言えるかも。
それぞれにメリット、デメリットがあるとは思いますが、ユーザー視点で考えるとメリットが大きいとは思うんですけどねえ。どうなんでしょうか。
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