「あなたが話し終わるのを待っています」という心の声
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既に皆さんが書かれていますが、朝カフェ次世代研究会に参加してきました。とはいえ、夜カフェになった途端に大幅遅刻。すみませんでした。
途中から参加して、その後も辻口さんとお話しをさせていただく機会があったのですが、僕も偉そうには言っても、聞くことが本業である割には、たぶん聞き下手。聞き上手な方がうらやましい反面、どうしても喋りたくなってしまう自分がいたり。
よく言われることなのですが、人は、人の話って意外と聞いていないようです。
例えば、営業マン。「今日こそは、このお客さんに買ってもらうぞ」と意気込んで出かけますが、相手の社長さんは相変わらずのらりくらり。ゴルフの話で盛り上がっています。こちらとしては、ゴルフの話を中断してでも商談に入りたい。このとき、この営業マンって、相手の社長さんのお話しを聞いているでしょうか?
今日こそは、この彼女と・・・と思っている時に、彼女は延々と会社の愚痴。先輩女子社員の化粧がどうした、上司の課長が、と愚痴のオンパレード。こちらとしては、「いや、そんなことより・・・」と思っているとき、僕は彼女の話を聞いているでしょうか?いや、たぶん、聞いていないと思います。頭の中は違うことを考えているでしょうから。
過去に遡って考えると、相手と二人っきりで話しているにもかかわらず、頭の中では次のこと、他のことを考えていた、ということは否定できないのですね。いや、あるある、という感じです。
スキル系の研修や講習などに参加すると、「両肩を相手に相対して、相手の鼻を見ながら、深くうなずきましょう」などということを、真剣に教えているようですが、それも大事ですが本質ではないのですよね。
相手に興味を持つ。興味を持った相手の話をきちんと聞く。必要なら、あるいは忘れそうならメモを録る。相手が愚痴を言い始めても否定しない。まずは聞いてから、いろいろと話を聞いてみる。
辻口さんのお話はまだまだあるのですが、一度セミナーに参加してみられることをオススメします。決して高額のセミナーではありませんし。僕も、すぐにやらないといけないことをたくさん思い出しました。素晴らしいセミナーでした。
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