そして、テレビを付けっ放しの時代は終わった
»
昨日でアナログテレビは(一応)終了したわけですが、我が家は元々さほどテレビを見ないのですが、僕の実家は子供の頃から「付けっ放し」です。まさにこの言葉どおり、テレビはいつも付けっ放しだったのです。(一今は同居していないので過去形。一応)家に帰ってきたら、蛍光灯と同時にテレビを付ける。朝起きるとまずテレビ。そういう家庭に育ってきた反動か、今はほとんど見ません。
僕がツイッターでフォローさせていただいている、境治さん(@sakaiosamu)が、先日テレビは生き残れるのか (ディスカヴァー携書)
という本をお出しになられましたので、早速読ませていただきました。
最初のほうは、驚く日本の映画ビジネスの実態から始まり、僕たちが普段知り得ないような情報が満載です。そして本書の終章に「テレビがテレビじゃなくなっていく」というところがありました。既にビデオデッキ、DVDあるいはブルーレイプレーヤー、そしてゲーム機に接続され、今後はインターネットに接続されるテレビが増えていく。となると、その時間帯はテレビ局が放送する番組は見ないわけです。そして、映画が終わり、あるいはゲームで遊ぶのが終わればテレビを消す。
僕の実家のように、テレビを付けっぱなしにしていたお宅でも、このように用途が変わればテレビを消す可能性が増えてきます。(節電は別のお話として)オンとオフが明確になってくるのですね。
僕の友人も、テレビを見る人がずいぶん減った気がします。いや、もちろん、いくつか見たいものは見ているのですが、テレビの話題になる機会もずいぶん減りましたし、見ている番組数も激減しているように感じます。みなさんは、体感的にいかがでしょうか?
テレビ=テレビ番組、という時代は、いつの間にか終わったのかもしれません。
SpecialPR