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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

2011年になって急発進できるわけではない【就活生へ】

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 あけましておめでとうございます。本年も、よろしくお願いいたします。

 さて、年明け早々、就活のお話しです。
 
「さぁ、新年だ!バリバリやるぞ!」
 
 まぁ、こんな心構えは、1週間と続かないのではないでしょうか。コツコツなんて言うと「つまらない」と思ってしまいがちでしょうが、コツコツにも2種類あるんですよね。
 一つは、ただひたすらにコツコツやる。日本人一般的に、このタイプが多い。一生懸命やるんですよね。ただ、ゴールが不明確な場合がある。これがもう一種類と違う。
 もう一つは、ゴールを確認し、タイムラインを引いてから取り組む。システム思考というのだ、と聞いたことがあるのですが、スケジュール表でいうと、右からスケジュールを引くわけです。いわゆる、後ろから決める方法ですね。
 
 仮に2012年4月に入社予定(希望)の学生だとすると、2012年4月には入社するわけで、その内定は2011年6月までに取りたい。
 
2012年4月入社
 ↑
2011年6月内定獲得
 ↑
2011年3月末までに○○社面接
 ↑
2011年1月末までに○○社訪問
 
といった、シンプルな予定がたつはずです。エントリーシートなるものもあるでしょうから、予定はもっと細かく立てられるはず。○○の数値は、業界の絞り方、職種の選び方で違ってくるでしょう。
 
 学生に対していろいろ文句を付ける人は多いのですが、多くの学生がやっていないことは、予定と実績の管理。それが出来て初めて、「よし、やるぞ」となるはずです。なんとなくダラダラ数社受けてみて、「オレ、やりたいことと違うんだよな」なんて改めて自分探しを始めたり。
 そういう人は、僕からは言い訳大好き人間にしか見えない。予定をきちんと立てられる人は、何をやりたいかなんて、いくつか既に選んでいるはず。そのために、アルバイトもちゃんと選んでいるでしょうし、インターンシップもトライしていたり。
 
 自分に甘い、自分に優しいのは勝手ですが、他人はあなたに優しくない。そういう心構えが、2011年に飛び込むに当たって、必要なのではないかな、と。
 
 新年早々きびしい言い方ですが、現実はそんなものです。何かあれば、Twitterにご連絡ください。
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