Facebookは、やっぱり日本では定着していない
最近やたらと、Facebookがすごい、Facebookが来ている、という話だけは聴くのですが、そもそも僕の周りでFacebookを使いこなしている人なんて極わずかですし、僕自身もFacebookを使いこなしているとは言えないのが実情。
そう思っていた矢先に、メディア・パブにFacebookの情報がありました。
これだけ増えたという情報なのであれば、日本も入っていると思いきや、
漢字の国は17位に台湾、24位に香港があるだけ。香港は英語で使っている人が多いんだろうな、と容易に想像ができます。
日本でのツイッターの広がりにはすさまじいものがあるようですが、Facebookは広がらない。
ここからは推測なのですが、個人的にあのユーザーインターフェースが原因なのだろうと考えています。
まだまだ英語が苦手な日本人にとって、英語から直訳されたような日本語しかないことや、直感的に使いづらいこと。
例えば、mixiでは左の列に「マイミクシィ」として、自分と繋がっている人たちがいます。そこをクリックすれば、自分のマイミクとして繋がっている人たちを一覧で見ることができます。で、マイミクにタグを付けている人は、タグ毎に整理されたマイミクを見ればいいわけです。
ところがFacebookでは、左にある「友達」をクリックすると、自分のGmail等の連絡先にある友人(知り合い)に招待メールを出すことを促します。そして、ツリー状に出てきたメニューには「最近更新のあった友達」と「近況アップデート」、そして自分で作ったグループが出てくるといった具合です。
この「一回で出ない」というところが、直感的ではないんですよね。そう考えると、日本でFacebookを使いこなしているのは、まだまだ一部のアーリーアダプター、あるいは先駆者的な、そういった最新のものを使いこなすのが得意な人たちだけ、と言えるのかも知れません。ここのある情報をもって、日本の大半の人が考えていること、などと思ってしまうと大きな勘違いをしてしまう可能性がある、ということでしょうか。
ここ最近、なぜ僕の周りにはツイッターを使いこなしている人はいるのに、Facebookを使いこなしている人がいないんだろう、と思っていたのですが、(僕の推測はともかく)定着していない、というデータが出てきていたというご報告です。