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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

プレゼンテーションは双方向コミュニケーション

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永井さんが、過去に何度かプレゼンテーションについて書いておられます。プレゼンテーションと言っても、iPadを使うような少人数向けプレゼンテーションから、壇上に立つような大人数プレゼンテーションまで、様々です。

 僕の場合も、1vs1から数名、数十名までの規模程度。さすがに壇上に立つようなプレゼンテーションは、年に1度か2度程度です。通常は10名から数十名程度でしょうか。
 これくらいの人数であれば、質問も適宜入れてもらうほうがいいんですよね。プレゼンテーションの目的が「伝える」だけではなく、「理解してもらう」あるいは「納得してもらう」であることが多いため、理解度、納得度を上げるためにも、いつでも質問を受け入れるようにしています。
 つまりこれって、双方向コミュニケーションなんですよね。主に僕が話すわけですが、皆さんの話を引き出すファシリテーター役でもあるのです。皆さんが質問しやすくするように配慮をしますし、そのための場作りも必要です。
 ですので、一人一人の目を見ながら話すことが多いです。理解しているだろうか、納得しているだろうか、あるいは質問したいと感じているだろうか。はたまた、「分かんない」という顔をしていないだろうか。
 理解してもらう、納得してもらうことは、一つ一つのディテールに対して理解してもらわないといけませんし、最終的には全体感も理解、納得してもらわないといけない。だから、こちらも必死です。相手の目を見ながら、目の奥を読み取るというか。

 こちらは必死なんですが、必死さを出す、ということではありません。必死だけど、それを見せてしまって、場を凍らせてはいけない。場はあくまでも和やかに、笑いを入れながら。日本ファシリテーション協会の初代会長である堀公俊さん(大阪人)は、

「大阪では、5分に一回笑いを入れんとあかんのですよ」(笑)

と仰有っていましたが、5分に一回かどうかは別として、笑いは大事ですね。場作りには欠かせません。僕も努力していますが、さすがに5分に一回は全然できていないですねぇ。(汗
 今までオルタナティブブロガーのプレゼンテーションもたくさん見てきましたが、僕が個人的に好きなプレゼンターは、新倉さん佐々木さん。お二人とも変わったご経歴であることを活かし、それを上手に笑いを入れながら、僕らが分かるように話してくださいました。
 永井さんもご自身のプレゼンテーションをビデオで見ながら練習されています。そういえば、プレゼンテーションの神様と言われるスティーブ・ジョブズ氏は、何回も練習するという話ですね。
 うーん、僕ももっと練習しないといけないなぁ、と感じた今日この頃です。

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