自分を押し付けない「おもてなし」
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我が家は辛いもの好きで、時に辛いものを食べるために出かけて行きます。四川料理、タイ料理、韓国料理など、いろいろな辛さが好き。だから、ついつい人にも辛いものをお薦めしたくなってしまいます。
今朝の日経新聞紙面の春秋(一面の下のほうにあるやつ)に、そういうおもてなしについて書いてありました。
北京駐在だった頃、福建省の山あいに住む知人が北京に来たので、陝西省の料理に招待したけれど、辛いものが苦手で箸を付けてくれなかった、というお話しです。
僕は、有名店だから、と招待するのは好きではありません。そういうお店が好きな人もいるのでしょうが、僕が食べたことのないお店にお連れしても、味も分からないし、お店のサービスレベルも分からない。そういうお店にお連れして、満足してもらえるかどうか分からないわけです。
少し前に、僕が地元で良く行く中華料理屋さんに、近所のおじさんたちを連れて行きました。招待ではなく、割り勘ですけど。
いつも行っていて美味しいので案内したんですが、一人新しく入った店員がいただけない。サービス、態度、店員として全然ダメです。
「なんだよ、態度悪いな、この店」
そう言われてもしょうがないし、紹介した人間としては申し訳なく感じてしまいます。
あれから2ヶ月以上経ちますが、そのお店には二度と行っていません。おもてなしは、難しいものですね。
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