4年間で5人交代する会社
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昨日のTwitterは、一時は総理辞任関連のタイムラインで埋め尽くされました。都内では号外も発行されていましたので、そりゃそうでしょうね。
今回の辞任を受けて、「4年間で5人交代する会社」という表現をたくさん見ました。もしこれが会社だったら、そんな会社にはいられないよね、といったものが多かったのですが、その中には「社長の資質よりも企業統治に問題がある」といった、日本の政治そのものに疑問を呈するものもありました。(今朝の日経新聞 企業総合でも取り上げられています)
これを本当に会社に置き換えてみると、どういうことになるのでしょうか。日本の会社の多くは、社長が株を一人で持っているケース、また90%以上は社長が自社の株を持っているので、そうそう簡単に辞めることはないでしょうね。
ただ、いくら株を持っていても100%ではないケース。出資を募っているとか、誰か外部から投資してもらっているケースでは、辞任を迫られることもあるかも知れません。(過去にそういうケースを何件か見てきました)
ビジネスモデルとして破綻しているケース、経営の数字に問題があるケース、ときには時期尚早という残念なケースもあるでしょうが、さまざまなケースで辞任を迫られる、最悪は会社をたたまないといけないケースまで出てくるのだと思います。
昨日のタイムラインは、会社を経営する人間として笑って済ませるものではなく、自分はどうなのか、を見つめ直すことができる機会にもなりました。
私は政治には関係ない人間ですが、もっと社会貢献できる会社に成長させなくては、と褌を締め直す機会になった気がします。
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