Twitterで起業できるのか、という疑問に対して言っておきたい
今晩、今泉さん主催の「Twitter起業研究ナイト2」が行なわれます。タイトルが誤解を招きやすいのかと思うので、僕なりの考えを書いておきます。
日本でブロガーの数は、今や何人か分かりません。僕がこのブログを始めた2005年に、800万人とかいった数字を見たことがありますが、それから5年経って、更新頻度の低いものも合わせると数千万? もちろん重複もあるでしょうが、もの凄い数になっているのではないでしょうか。
では、ブログで起業できるかというと、別のお話です。そもそもブログで起業ということにもいくつかあって、ブログを書き続けて、アフィリエイトでお金を稼ぐとなるととても少ない。それ以外に、ブログを書いて、それをきっかけに何らかの受注に繋げるというブロガーもいらっしゃることでしょう。
ケーキやパンといった食品を売っているブログもあれば、B2B狙いのブログもあり。これまた、全ブロガー数から考えれば、たいした人数はいらっしゃらないように思います。感覚値で恐縮ですが。
Twitterの場合は、アフィリエイト狙いって厳しいのでしょうね。Webで見ているとしても、その広告はTwitterが出している広告でしょうから、APIで自分のブログに誘導するとか?くらいでしょうかね。
今回のイベントでいう「Twitter起業研究」って、何なのか。今泉さんにお伺いしたわけではないので、あくまでも僕の見解です。
Twitterって書くと、引きがいいじゃん。
で、最近は起業を考えたり、模索している人って多いわけで、そんな人で集まって意見交換すればおもしろくねぇ?
正直言って、これくらいの軽い気持ちでいるんです。僕自身、既に起業していますし、事業としては前に進んでいるわけですから、その立場からすれば何かお役に立てるかも知れませんし、逆に何か一緒に出来そうなおもしろいことを考えている人に会えるかも知れない。
一昔前は、異業種交流会っていうのが流行ったんですが、これは「既に起業していて、仕事が欲しい人が多かった」のが実情でした。だから、ブームで流れていってしまったわけですが、そうではなく「起業したい」「したいけど不安」「アイデアはあるんだけど」なんて人が集まって、そこに僕らみたいな人間がいて、という感じがおもしろいのかな、と。
ここに、お金を持っていて投資できる人が来ても、それはちょっと違うと思うんです。そういう人は、提案書なり企画書なりになってから見てくれればいいと思うんですよ。
Twitterをキーワードとしたイベントなんかは、まだまだ模索中のものが多いと思います。そのトライアルの一つとして、こういうメンバーが集まる場があってもいいじゃん、くらいのノリが僕のスタンスなんですよね。
まぁ、元々酒好き、人間好きなので、こういうスタンスがいいのかも知れません、僕の場合は。「何か、元を取らなきゃ」みたいな人には、向かないイベントかも、ですね。
参加される皆さん、楽しみましょう、よろしくお願いいたします。