もうエンジニア派遣はきびしいと思う
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SESとか、業務委託とか言いながら、中身は派遣に近い業態の会社って少なくないですよね。上場してSI会社として名をはせている企業でも、実態は派遣の売上がほとんど、というところもあります。
大手は知りませんが、中小のエンジニア派遣を生業としている会社は、苦しんでいるところが多いようです。少し前なら、銀行が統合を繰り返していたり、モバイル系の開発案件があったり、ERP導入の案件があったりと、いろいろ食い扶持はあったのですが、リーマンショック以降、かなり厳しくなってきている、と相談を受けることが増えています。
実際、案件は減っているうえに、月額単価も下がっているそうで。30歳くらいのエンジニアでも、下は30万円くらいからだそうで。10〜40%くらい下がっているそうです。
打開策というほど簡単なものはないでしょうが、経営者は先を見据えたビジネスモデルを構築することが必要ですよね。派遣ではなく、いまいるエンジニアを活かしたビジネスが、いろいろと考えられることと思います。
一方エンジニアのほうも、今まで関わっていない技術にトライすることや、ヒューマンスキルを磨く必要があると思います。(もちろん、充分な方もいるでしょうけど)
挨拶にはじまり、話し方、プレゼンテーション、業務知識、コミュニケーションスキルといったものは、とても大切ですよね。発注する側も、同じスキルなら話しやすい人、コミュニケーションスキルの高い人に依頼したくなるものだと思います。
ちょっと気になることがあって、書いてみた次第です。
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