工藤、カズ、ゴン、伊達公子に見る背中の見せ方
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古巣西武ライオンズに戻った工藤公康投手。1963年生まれ。横浜ベイスターズの激励会に参加させてもらったときには、一人一人の参加者と一緒に話し、写真に写り、食事などする間もなくファンサービスに廻っていたのが印象的でした。
カズ、キングカズなどと呼ばれる三浦知良選手。1967年生まれ。ゴン中山と呼ばれる中山雅史選手。カズより1学年下の1967年生まれ。
サッカー選手は、1試合で約10km走ると言われ、カズやゴンのような運動能力の高い選手は12km走るとも言われています。
カズは、一昨年のサザンオールスターズ最終日の、文字通りキックオフを務めていました。
伊達公子選手。1970年生まれ。25歳で引退していましたが、37歳で12年ぶりに復帰。10代や二十歳前後の選手とダブルスを組んで、勝ち残っていく姿が印象的です。
最近、企業の中で40代、50代の人材の処遇が課題だと言われることが多いようです。スポーツ選手の40代は、我々ビジネスパーソンにとって50代に相当するのではないでしょうか。
「現役にしがみつく」と揶揄する向きもあるようですが、現役を続行することで見習う後輩も多いわけですよね。
役職が付いたら「上がり」になってしまうビジネスパーソンも少なくありません。現場復帰というと降格をイメージされるかも知れませんが、部下が何をしているのか、部下が何に困っているのか、その現場を自分の目で見ていない人が語る言葉に説得力は感じません。
僕も今年で50歳。「ふぅ」などとため息をついている場合ではないわけです。今朝、テレビで工藤選手の全力投球を見て、まだまだ自分も投げ続けなくてはいけない。そう感じた今日この頃です。
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