「ち、うるせーな」に感じる、礼儀のポイント
スノーボードの国母和宏選手。残念でしたね。
服装のことは、日本選手団公式服装着用規定に反するとのことですが、規定では精神的なことが書かれているため、明確に定義しづらいのかも知れません。(Wikipedia参照)ただ、日本を代表すると考えると、多くの人を不快にさせる可能性はあるわけですね。
また、記者会見でそのことについて回答する際に、「ち、うるせーな」と呟いたのがマイクに拾われ、ということがあったようですね。Youtubeでは、批判の動画が多数アップされていました。
僕が若い頃に、礼儀正しかった人間でも無かったでしょうから、人のことは言えません。一方で、お金をもらってスポーツをする人としてどうか、という視点があるのだろうと思います。過去に聞いたことがあるのは、オリンピックに出る野球選手が、年間600万円とのことでしたから、さほど開きはないでしょう。
IT業界では、エンジニアの服装や礼儀について、時にクレームを受けることがあります。僕も過去に何度か、クレームを受けたこともありますし、挨拶すら出来ないエンジニアに苦労したことがあります。
こういう際も、それぞれの言動や事象などにフォーカスしがちなのですが、エンジニアがそういう服装で良いと思っている背景や、挨拶もできない理由(親から教えられていない、とか)があるんだろうと思います。
そこを考えないで、事象だけ議論してもしょうがないんだろうな、と。そして、なぜそういう服装は良くないのか、どういう服装が良くて、それはなぜなのか、といったポイントを説明することで、理解できるエンジニアは大勢います。そこだと思うんですよね。
人は、もっと魅せることができるのだと思います。
国母和宏選手を見て、IT業界のことを思い出してしまった金曜の朝です。