部下に求めていることは、自分が出来ることなのだろうか
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自分の部下に満足している人は少ないのだろう、という気がします。
また部下に不足しているものを聞いたところ、「発想・想像力」(33%)が最も多かった。このほか「説得・交渉力」(27%)、「ストレス対処力」「商談のテクニック」(いずれも26%)、「プレゼンテーション能力」(25%)と続いた。
なるほど、なるほど。分かるような気がします。
ところで、これを回答された皆さんは、ご自身が出来ていると思われていることなのでしょうか。あるいは、その上、例えば社長がその管理職の方に対して、同じように「出来ていない」と思っていたりしないでしょうか。
よく、もの凄い営業マンの比喩を「エスキモーに冷蔵庫を売れる人」という言い方をしますが、なかなかそういう人っていないものです。
自分が出来ないことを部下に求めてはいけない。そんなことは思いませんが、少なくとも、部下がやっていることを理解し、あるいは身につけて欲しいことを言語化できることが大事だと考えています。
自分自身、長く管理職をやってきて感じるのは、「やってみせて、やらせて・・・」が一番効果があるように思います。
上司が、もの凄い発想力を駆使して、もの凄いプレゼンテーション資料を作成し、それで交渉し、感激するような商談を見せたら、きっと部下は身についていくように感じます。
自分が出来る範囲で、という前提はあるにせよ、実行する人間でないといけないな、と思う今日この頃です。
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