大臣も、企業のように職種別に採用してはどうか
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鳩山政権になって少し経ちました。鳩山さんが総理大臣に向いているのかどうか、というお話もあるようですが、それは各大臣に対しても言えることである気がします。
総理大臣は統括する能力と人望が必要なのでしょうが、各大臣はそれぞれの業務にブレークダウンすることになります。たとえば文部科学省は、文部、つまり教育に精通し、かつ科学に明るい人を選ぶことが必要です。
消費者担当大臣は、消費というものを概念からディテールまで理解している必要がある。僕たち庶民の感覚を理解できるのか、ということも重要ですね。
最近、がんばっている大臣がいる一方で、ピントのずれたやり取りをしている大臣を見ていて感じたこと。それは、得意分野と経験に基づいた大臣の採用です。これをやれば、今のような問題は起きにくいのではないでしょうか。
僕たち民間企業の人間には当たり前のことです。営業経験のない人を営業部長として採用することはありませんし、経理業務未経験者を経理部長にすることもあり得ません。
90年頃のバブル崩壊時に、「私は部長が出来ます」という人が応募に来たという、嘘か本当かは分からない話を思い出した今日この頃です。
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