有給休暇に理由は要らない
ProjectKさんの「早く帰って何をするのか」というエントリーを拝読していて、ちょっと考えるものがありました。
会社によっては、上司が帰らないから先に帰りづらい、なんてお話しも聴いたことがありますし、ひどいところでは「家内と揉めてるから」という理由で夜中まで働く人の話を聴いたこともあります。
残業という文字を読み解いてみると残った業務のことですよね。だから残業時間というのは、残った業務を実行するための時間であるはずです。過去に、残業手当がつかないからといって、19時くらいから夕食を食べに行って(約1時間)、戻ってきて仕事をする人がいたことがあります。で、夜中まで仕事するのかと言えば、そうではなく21時くらいに帰る。お腹が空くのは分かりますが、コンビニでパンを買ってくるくらいにして、30分でも早く帰られるようにすれば良いのに、と思ったことがありました。(当時は、言える相手ではなかったんですが)
ProjectKさんのエントリーの中にあるもう一つのお話。それが、有給休暇の理由です。
会社によっては、有給休暇申請書類に「理由」と書いてあるところがあります。それは違うな、と思うんですよね。僕も若い頃に「余計なお世話だ」と思いながら「私用」と書いていたことを思い出しました。「私用」で良いのなら、書く意味もない気がするんですが。
有給休暇というものは、労働基準法はさておき、「有給」とはいえ「休暇」であるわけですから、一度休みを与えておきながら「理由」は要らないと思うんですよね。もちろん、業務の状況次第では、連絡が付くようにして欲しいことがあるとは思います。ただ、現代では携帯電話を持っているのが一般的ですから、それで済むのかな、と。会社支給の業務端末があるのであれば、「悪いけど、明日は業務端末に連絡する可能性があるから」と持っておくように依頼すれば良いように感じるのですが、いかがでしょうか。
こんなこと考えているのは、僕だけでしょうか?