アジャイルプロダクトオペレーティングモデル
こんにちは、
今日は「アジャイルプロダクトオペレーティングモデル」について紹介したいと思います。
プロダクトオペレーティングモデル
「プロダクトオペレーティングモデル(POM)」とは、起業のもととなったプロダクトに再度着目し、見直し、プロダクト中心に捉える提言であり、それを実践するモデルのことです。
POMは、特定の固定された考え方でも組織構造でもありません。
アジャイルプロダクトオペレーティングモデル(APOM)は、POMをアジャイルなマインドセットで取り組むものと捉えていただくとわかりやすくなると思います。企業や組織を「プロダクト中心」に再重視するとしても、そこには複雑な問題が絡み合ってきます。
- プロダクトを中心に組織を再編する
- プロダクトを中心にあらゆる部門や職種が整合性を取る
- プロダクトそのものを再編成(リファクタリング)する
- プロダクトを新たに作成する
- プロダクトを終わらせる
よいと思って試行錯誤をしてきた結果として、今まさに変革が必要になったとしたとしても、従来のアプローチを変えたり、捨てたりすることは簡単なことではありません。なぜなら、従来のアプローチは古臭いわけでも、間違っているわけでもなく、企業や組織、そしてプロダクトが成長過程に辿ってきた道筋だからです。
従って、アジャイルなアプローチでプロダクトオペレーティングモデルを推進していく必要があるのです。少しずつ、問題点を見つけ出し、解決していく必要があります。それと同じくくらいに大胆に、抜本的に、ドラマチックに進めていく必要があるということです。
これらを行うためには、「事実に基づく意思決定」というアプローチが欠かせません。
2つの有用ドキュメント
さて、アジャイルプロダクトオペレーティングモデルについて詳しく知っていただける2つのドキュメントがあります。
そんなに長くはないドキュメントですので、ぜひさらっと目を通してみてください。これは!と思った場合はじっくり読んでいただければと思います。
どちらも私が翻訳を担当したのでした。
プロダクトマネジメント認定研修を準備中
DASA (DevOps Agile Skills Association)のプロダクトマネジメント認定研修の日本での開講の準備が整いつつあります(あとは私が時間を取れるかどうかまで進んでいます!)。
- 2日間コース
- オンラインで受講(ZoomとMiroを使います)
- 日本語の研修テキスト
- 日本人の認定トレーナー(私)
- 日本語の認定試験
先に紹介したプロダクトオペレーティングモデルが主テーマではありませんが、プロダクトマネジメントについて全般を体形立てて学べるよい機会にしていただけると確信しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。