一人前、の基準はなに?
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森戸さんが、いまの若い世代は将来の組織を支えることができるのか?というエントリーを書かれています。
日本だけで言われているのかも知れませんが、森戸さんが書かれているように、2:6:2の原理ということがあります。これは、蟻で実験をした方もいるそうですが、組織には
ものすごく働く2割
そこそこ働いている6割
役に立たない2割
というものがあるそうです。
一方で、「彼は一人前じゃない」とか「もう一人前なんだから」という言葉もあります。プロフェッショナルかどうか、という議論もそうかも知れませんが、恐らく「一人で仕事をやりきる」という意味ではなく、「最悪は一人でやりきる覚悟を持っている」ということなんじゃないか、と思います。
組織が大きくなると、セクショナリズムという問題が起きがちです。そうなると、隣の芝が気になり始めたりします。また、気にされた側は「こっちは良いから、自分のほうをやりなよ」と、自分がやり切れていないことを棚に上げたりし始めますよね。
昨日、僕をIWNCに誘ってくれた取締役と、ゆっくり話す時間がありました。その時に彼から教えられたのは、部門やセクションを気にせず、やるべきことを横断的にやり切ること、です。彼がそういう言葉を使ったわけではないですが、これが一人前の条件なのかな、と勝手に考えた次第です。
僕も、いい加減一人前にならなくては。
来週末は、オルタナティブブロガーの定例会です。お題は僕の担当なので、こういったお話しも出来ると良いな、と思った今日この頃です。
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