I am your・・・なんでしょ?
サザンオールスターズの30周年最新曲というべきか、もしかすると最後になるかも知れない曲、I am your singerですよね。
昨年のライブ最終日、ベーシストの関口さんが「I am your bassist」と仰っていたのが印象的です。桑田さんは「I am your singer」と歌い、関口さんは「I am your bassist」と挨拶をされており・・・。
僕たちビジネスの現場にいる人間は、ともすると「俺が、俺が」と言いたくなります。またそれを、アピールと理解されることもあるため、欠かせない行為になっている場合もあるのかも知れません。
自己アピールは、僕も嫌いではありません。むしろ、不言実行よりは、何をやるのかを明確にする「有言実行」のほうが好きです。
ただ、周りをないがしろにしてしまっての「俺が、俺が」は、ちょっと違う気がしています。新橋の居酒屋の愚痴っぽいのですと、「俺が、俺が、の上司が自分の手柄を奪った」みたいなケースとか。
自分の会社において、自分は周りの人たちにとって、何なんでしょう?
こういう視点で、考えたことがあるでしょうか。普段の忙しい中で、なかなか考えることが出来ないテーマだと思うんですよね。正直申し上げて、僕もなかなか出来ていません。しかし、実は大事なテーマだなと感じています。
Aさんが自分にとって何なんだろう?とか考えてみることから始めても良いのかも知れませんね。周りの人は、自分にとって何なのか。で、その次は、その人にとって自分は何なのか、何を与えているのか、といった視点でしょうか。
あまり具体的な「メリット」とか「デメリット」という言葉で考えない方が良いのかも知れません。しかし、その逆に抽象的過ぎるのも、自分で評価しづらいかも知れませんから、そこは深く考えてみる必要があるとは思います。
大変かも知れませんが、これを一度考えてみると、自分も周りも変わるのかな、なんて感じた次第です。
I am your・・・・What? You are there・・・・What?