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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

部下に感謝するなら、きちんと形に表すこと

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 僕が上海に行くと必ずお世話になっているレストラン「COLABO」の社員総会があったようです。お店も増えて、社員も増えたのだと思いますが、ハイレベルのサービスを保っているレストランなので、ゆっくり話したい相手とは必ずお邪魔しています。

 オーナーの黒木さんが書かれているブログが、とても気に入りました。

我々3人が準備するのは一年間のエピソードを交えながらのかなり長文の表彰状です。

(中略)

これを書きながら想像するのは、これを旧正月の休み時彼らが帰郷した際に。田舎のお父さん御母さん、親戚に賞状を見てもらい普段は離ればなれでも、1枚の賞状をきっかけに息子の娘の、都会での頑張り(生活)の一端を想像してもらい、自分の子供達を誇らしく感じて欲しい!そういう里帰りの家族のワンシーンを思い描きながら書いています。

 素晴らしいですね。一人一人向けに、表彰状の中できちんと「何を評価したのか、どんなことがあったのか」を書き込み、さらに本人の向こう側にいるご家族を思い浮かべて書く手紙だそうです。

 部下を叱れない上司が増えているという話がありますが、部下にお礼を言わない上司も多いと感じています。またこういった表彰といったものも、「表彰してやっている」と見えるものも少なくないようです。
 せっかく表彰するのであれば、表彰された方、そしてその表彰状を持ち帰って見せる人々まで思い浮かべて、表彰状を用意する心遣いが必要ですね。
 大変勉強になりました。

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