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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

日本の小学校で、使える英語を学べるんだろうか

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 今朝の日経新聞に、50%以上の公立小学校が英語必修化に懸念を抱いているということが書かれていました。(検索したら、北海道新聞に載っていました)
 僕は、小学生から英語を勉強することには賛成です。あまり小さい、言葉もおぼつかないころからの英語教育は、本人が戸惑うように感じるので疑問ですが、小学生くらいなら良いんじゃないか、と。
 ただ問題は、「英語を習得させる」スキルをもった教師が足りているのか、ではないかと。
 僕の頃だと、英語をほとんど話せない先生から学びました。(学んでない?)高校生の頃、駅前でイギリス人に話しかけられて困っている英語の先生を見て、幻滅した覚えがあります。
 TOEICなどの点数が高くても、話すのが苦手な日本人は大勢います。特に海外で、会議の場やその後のフリーな時間に、英語圏の人たちとは話さない人が多いようです。
 これは、単に英語力の問題だけではないように思います。何を話して良いか分からない、といったこともあるのでしょうね。
 Google前日本法人社長の村上さんが書かれた本を読んで感じたのは、「とにかく話したい」という姿勢なんだと思います。日本人の控えめで出しゃばらないというものと180度違うのでしょうが、とにかく話したい、相手のことも知りたい、といった姿勢から、自然と言葉が自分の口をついて出てくる、といった具合でしょうか。

 なんかうまく言えないんですが、そういう姿勢を身につけるというか、コンテンツを豊富にするというか、そういったことも同時に学んでいくことで、本当に英語を話せる人が育っていくんじゃなかろうか、と。日本人は語学が苦手、と言われる根っこの部分って、本当はこの辺りにあるんじゃないか、なんて感じたのですが、皆さんのご意見はいかがでしょう?ぜひ、お聞かせいただければ幸いです。

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