小学生からブログを書くという提案
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我が家の娘が勉強しているZ会の保護者向け情報誌に、国語専科教室の工藤順一先生が、「書くのは苦手」という小学生が増えていることについて書いておられます。
話し言葉と書き言葉は語彙が違うこと。また、自分が見たり聴いたりした現実を、どのようにとらえ、何を考えているかを、目の前にいない人、情報を共有していない人に伝える手段、道具としてのあり方を書かれています。
最近の小学生たちが書くことが苦手というのは、小学生に限らずだとは思っていましたのですが、ふとブログがあるじゃん!と思った次第です。
ブログに悪口を書いたりするのではなく、読んだ本の感想文(大人は書評と言いますが)を書いてみるとか、遊園地に行って感じたことを書いてみるとか。それが上達してくれば、普段の生活の中で感じたこと、近所のお使いでの体験・それに基づくことだといったことを書くことで、書く力はついてくるのではないかな、と。
鉛筆を使わないから字が下手になる、という意見がありそうですが、それは別のお話。それは別に考えるとして、とっかかりとしては良いのではないかな、と感じるのですがいかがでしょう。
未来の作家候補者は、実は身近にいるのかも知れませんね。
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