問題が解けないのは、解こうとしていないから
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NBonlineに、「熱血!会計物語」という小説が連載されており、毎週水曜日の更新を楽しみにしています。
主人公がシンガポール大学を出ているのが親しみある理由の一つでもあるのですが、あきらめない性格も好きです。というか、ビジネスにとって、とても大事なものだと考えています。
プロジェクトに関わると、ともするとあきらめたくなるような環境が待ち受けていることがあります。規模、メンバー、目標の大きさ、などなど。ですが、それらをブレークダウンし、一つ一つ紐解いていくスキルと肝っ玉があれば、解決しない問題は少ない、というのが今回のテーマです。
主人公の団達也が、諦め気味の経理部員に言った言葉が、タイトルにした「問題が解けないのは、解こうとしていないからです」というもの。こう言ってしまうと、部員の田中さんがダメなヤツに見えるかも知れませんが、事態が悪化した中にいると、ついつい諦めたくなったり、疲弊してしまったりすることがありますよね。わかるなぁ。
でも、それを諦めてしまったら、もう先はないよ、というメッセージとして受け取りました。
現在の日本に置き換えると、金融問題が大きくのしかかっている中、私たち一人一人が諦めモードに入り、何でもかんでも政治のせいにして、自分たちが動こうとしなくなってしまったら、それは問題を解こうとしていないことになるんじゃなかろうか、と感じた次第です。
偉そうな言い方で恐縮ですが、自分自身、目が覚める思いをしたので、この気持ちを共有したく書かせていただいた次第です。
私も考えなくては!
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