店員さんにお礼を言える人
先日、何年か前に関わった会社の人たちにお会いしました。年に1回会うか会わないかなのですが、個人的に好きな人たちなので、時々会っている仲です。細かい点で好きな理由は沢山あるのですが、この人たちを好きな理由がはっきり分かりました。
それが、タイトルにも書いた店員さんにお礼を言える人なんです。一緒に行くのは主に飲食店です。居酒屋さんだったり、ランチを食べるようなお店だったり。あるいは喫茶店とか。こういったお店で、店員さんにちゃんとお礼を言う人たちなんですよね。
僕自身、たとえば喫茶店でコーヒーを持ってきてくれたらお礼を言うようにしています。これには個人的な理由ですが、ポリシーを持ってお礼を言っています。それは、単なる役割の違い、ということなんです。
例えば喫茶店。店員さんがコーヒーを運んでくれるのは、僕がお支払いする対価に対する行動であるわけなんですが、それはその店員さんがたまたま店員さんだったということなんですよね。そう、たまたま、です。
もしかすると、僕が店員さんの側だったかも知れないわけで。だから、間違っても偉そうに「コーヒー!!」なんて言えないんです。言わないんじゃなくて、言えないんですよね。僕がたまたまお客さんだっただけですから。
だから、他人であっても、偉そうな言い方をする人はあまり好きではないんです。少なからずいますよね、偉そうに言う人。
一緒にそのお店に入った上司やお客さんにはペコペコしているのに、店員さんには「コーヒー3つだよ!」なんてのたまわっておられる。これはいただけないな、と。
こういう人って飲食店などだけではなく、取引先にもやってたりしますよね。自分の会社がお金を支払う側だと、急に強気になったり。相手が目上であろうと、なんか応接室でふんぞり返ってたり。たまに外でそういう人を見かけると、とても不愉快に感じます。
ちょっと深くなってしまいましたが、先日お会いした会社の人たちは、誰にお会いしても必ずお礼を言われるんですよね。決して上から目線になったりしなくて。
とても気持ちが良かったので、書いておきたくなりました。