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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

オリンピックを観ながら、ふと、スポーツニュースのアナウンスに見る「ですます」と「体言止め」繰り返し話法を考察する

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オリンピックを観ているような、観ていないような毎日です。 どちらかというと観ていない。(私、だいたいハートに火が付くのが、何事につけても遅いので、オリンピック後半になってくると盛り上がってくるものと思います。そういえば、わが母校都立国立高校が80年の夏、西東京大会をどんどん勝ち進んでいることを聞いても、あまりぴんと来ず、決勝戦という声を聴いた途端に、誰よりもハイテンションになった、という、「昭和の蛍光灯」のような反応ぶりを示したことも私の特徴を表している事象です。笑)

そのオリンピックですが、毎朝楽しみなのは、GoogleのTOPページです。今日は「陸上ホッケー」。ローラも喜んでいることでしょう。(それは、「オッケー」)

ぜひ、毎朝チェックしてみてくださいませ。

オリンピックと言えば、スポーツニュースでのアナウンス。 特に野球ニュースが特徴的なのですが、「ですます調」+「体言止め」の合わせ技で構成されていることが以前から気になって気になって。局に限らず、たぶん、どこでも同じ話法を採用しているように思います。

野球に詳しくないので、以下、適当なことを書いて、野球ニュースを再現してみますね。(中身の正確さは目をつぶっていただいて、話法の特徴を押さえていただければ幸いです。)

「1回●●の先制攻撃では、3番山本がヒットを放ち、出塁します」
「つづく4番佐藤、バント失敗。山本3塁残塁で交代」
「2回××は、先頭打者鈴木が大きなフライを打ち上げたものの、センター吉田が捕球ミスを犯し、鈴木1塁へ出塁します」
「鈴木は2塁へ盗塁成功」
「3番久保田、今季初ヒットとなる会心の一打を放ちます」
「鈴木はホームイン。●●1点先行」
「ここで近藤監督がピッチャー交代を告げます」
「ピッチャーゴンザレス登場」
「ここから試合の流れは変わります」
「ゴンザレスは連続3人を3振に抑え、攻守交代」
「3回から××の反撃が始まります」


・・・ああ、本当に適当ですが。(ゴンザレスって・・)

こんな風に、

「○○します」
「××」
「●●します」
「××」

と「ですます」⇒「体言止め」⇒「ですます」⇒「体言止め」と”てれこ”になっているんですねぇ。

野球が一番目立ちますが、ほかのスポーツでもそうかもしれません。

・・・・と、こんな風に中継ではなく、終わったスポーツのニュースのアナウンスを観察するのもなかなかオツです。



 

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