オルタナティブ・ブログ > 竹内義晴の、しごとのみらい >

「しごと」をもっと楽しくしたい!

【親子ワーケーション】春休み、子どもは非日常体験で学びながら、大人は安心して仕事ができます

»

こんにちは、妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会の竹内義晴です。

「親子ワーケーション」の企画をしたのですが、想いを込めて告知文を書いていたら、想いが強すぎて、公式サイトには載せにくい文面になってしまいました(笑)

というわけで、告知というよりは、「想いを伝える」という意味をこめて、ブログに掲載することにしました。

いままで、「やりたかったけど、できなかった」企画が、ついに実現しました!

お子さんは専門家に「安心して預ける」ことができ、「地域ならではの体験」をしながら、親御さんは安心して仕事ができる、2泊3日の「親子ワーケーション」、めっちゃ楽しみです!

春休みや夏休み、子どもは地域で学びながら、大人は仕事ができないかな?

「親子ワーケーションって、できないかな」って、以前から思っていたんです。

たとえば、春休みとか、夏休み。「子どもは学校が休みだけど、親は仕事」ってこと、あるじゃないですか。

「子どもは休みだから、せっかくだから、どこかに連れて行ってあげたい。でも、仕事は休むわけにはいかない」......そんな経験、というか葛藤って、子どもを持つ親御さんだったら、一度は経験したことがあると思うんです。

そんなとき、「子どもを誰かに預けられる。しかも、信頼できる人に」、かつ「子どもは普段できない体験ができる。できれば、何か学びが得られるといいな」、加えて「自分は、仕事に集中できる」、かつ「せっかく行くなら、その地ならではのおいしいものが食べられたら最高!」......だよなと。

少し前だったら、それを解決する手段はほぼなかったけれど、昨今の、テレワークの広がりで、それが可能といえば、可能にはなってきました。「親子ワーケーション」みたいな形で、それが実現できれば、本当に理想だな、と。

「親子ワーケーション」の決定的な課題

でも、親子ワーケーションって、実際にやろうとすると、かなり難しいことでした。なぜなら......

  • アクティビティみたいな体験だけなら、子どもにさせることはできるかもしれない。でも、子どもだけを受け入れてくれるところってそんなに多くない。1時間ぐらいならあるかもしれないけれど、長時間は無理。子どもが小さければ、なおさら
  • 学年が違うと、興味関心が違うので、そもそも、同じ体験でいいのかどうか......
  • そもそも、預ける先が安心して預けられないと、子どものことが気になって仕事どころではない
  • 預ける先がないわけではないが、依頼するとコストが跳ね上がる
  • あとは......お金。家族みんなで行くとなると、相当なお金が掛かる

というわけで、もしも......

  • 子どもを誰かに預けられる。しかも「信頼できる人」に
  • 子どもは普段できない体験ができる。しかも「地域ならではの学び」も
  • 親は、仕事に集中できる
  • せっかくなら、少しは観光したいな。おいしいものも食べたいな
  • 子どもがいる家族だとなにかと出費が多いから、できればお財布にもやさしく

かつ、事業として継続したいので「補助金や助成金は使わない」という条件で、親子ワーケーションが実現できないかなーと、ずっと考えてきたのです。

理想的な「親子ワーケーション」できました!

で、考えて、考えて、考えていたら......できてしまいました(笑)

こんな内容です。

  • お子さんは、教育学習の受け入れ経験が豊富な専門家に安心して預けることができます。しかも、普段体験できない「非日常体験」が、学校では得られないお子さんの学びを深めてくれます
  • 親御さんは、安心してお子さんを預けられるので、1日、仕事に集中できます
  • 日曜日入りなので、ちょっとした観光やおいしいものを味わいたければ、日曜日、それぞれのペースで楽しむことができます
  • かつ、お財布にもやさしい

なぜ、このような企画が実現できたのか?

この企画は、「休暇村妙高」や「国立妙高青少年自然の家」をはじめ、地域の関係団体と協働で企画することにより、実現しました!

ちなみに、「国立妙高青少年自然の家」は、子どもたちに自然の中で仲間と一緒に宿泊生活をしながら、さまざまなを体験を通じて、豊かな心とたくましい身体を育てることを目的としている教育施設です。自然体験学習の受け入れ経験豊富な専門スタッフがいます

ある日、国立妙高青少年自然の家 次長 室井修一さんに、こんな相談をしました。

「室井さん、もし春休みや夏休みに、子どもを安心してあずけることができて、しかも、子どもには『地域ならでは』の体験で、何かしらの学びがあって、かつ、親は集中して仕事ができるツアーが組めたら、めっちゃいいと思うんですよね」

そしたら、室井さんは「いいですね!」「できますよ! やりましょう!」と賛同してくださり、それから、ていねいに、ていねいに紡いできたのが、この企画です。

自分たちで企画しておいてなんですが、とってもオススメしたいです。私たち自身がワクワクしていますし、とーっても楽しみにしている企画です!

おまけ

詳しくは、募集ページ募集要項をご確認いただきたいのですが、今回は、5家族限定の募集です。

同じ目的をもった家族のみなさんにお集まりいただくことで、また、交流いただくことで、「新たな出会い」があるかもしれません。

また、プログラムには明確にうたってはいませんが、働き方が多様に変化しているいま、親御さんたちとは「これからの働き方」などについても、ゆるめに雑談できたらいいな......なんて、思っています。

ちなみに、将来像

今回は春休みの、2泊3日の企画となりましたが、近い将来は、夏休みなどで1週間ぐらいの企画ができたらいいなと思っています。

また、その際には、地域の教育大学などとも連携して、「子どもにとっては、普段できない体験・学びができる」「大人は、安心して子どもを預けられ、仕事に集中できる」「教育大学の学生さんにとっては、実践の場となる」「地域にとっては、経済がまわる」......そんな、すべてがハッピーになる感じにできればいいな、と思っております!

最後に

今回は、『お子さんは専門家に「安心して預ける」ことができ、「地域ならではの体験」をしながら、親御さんは安心して仕事ができる、2泊3日の「親子ワーケーション」』のご案内でした。

オミクロン株が広がりを見せ始めているなか、いま、この企画を世に出していいのか、正直悩みました。

でも、「いいものは、伝えたい」と思ったし、「必要があることは、伝えたい」と思いました。

もちろん、状況によっては、中止を含めて柔軟に対応いたします。でも、あわせて、実施できることを心より願っています。

詳しくは、募集ページをご覧ください!

というわけで、暑苦しい文面となってしまいました!

202202-oyako.jpg

Comment(0)