自分がやっていることを、関わりがない人々に、わかりやすく伝えたい
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
昨日、地元のある団体から取材を受けました。妙高市民に、しごとのみらいの活動を紹介してくださるそうです。
しごとのみらいでは、「もっと楽しく!しごとをしよう」をテーマに、職場で起こっている人間関係やストレスなどをはじめとして、「コミュニケーションによって生じている問題」を解決するための研修、講演、情報発信、個人相談などを行っています。
人間関係やストレスに限らず、「風土が悪い」「業務システムが回らない」「効率が悪い」など、職場にはいろんな問題があります。
これらの問題は、別々の問題に見えて、その根底にあるのは、すべてコミュニケーションにあるのではないかと、私達は考えています。
なぜなら、職場のもっとも根底にあるのは人と人との営みであり、それらはコミュニケーションによって行われているからです。
......というお話をさせていただいたのですが、その後で、「分かりづらくてすみません」と詫ました。
ビジネスシーンではこの説明で良くても、市民のみなさんにお知らせする説明がこれでよいのか......というと、正直、悩みます。対象が組織ではなく一個人ですし、「自分ごと」として捉えていただくときに、この説明では分かりづらいのではないかと。
また、発信する対象も、「全国のビジネスパーソン」と「地方の、中山間地の人」では、その表現内容は異なっていたほうがいいのではないかと、正直思います。ひょっとしたら、事業自体も「全国向け」と「地元向け」で、変えたほうがいいのかもしれない。
市民に対して、直接的な事業をしていないのもあります。以前は、地元でも、相談会とか、セミナーみたいなものをやってみた時期もありました。でも、地方の中山間地でやり続けるのは、正直、難しかった。それもあって、今までは、まずは外堀を埋めて、結果を残して、それから、中に入っていこう......そんな気持ちでやってきました。
「伝えるべき人に伝わればいい」「分かる人に分かればいい」という意見もあります。でも、多くの人にわかりやすく伝えられるのなら、そっちのほうがいい。
また、今後は、自然や農業を活かしたプログラムもやっていきたいし、地元と、何らかの形で関わりながら仕事をしたい。
そう思うと、地元の方から「仕事は何をしているんですか?」と聞かれたとき、「うまく説明できたほうがいいな、したいな」と、思ったのです。