知識を第三者に伝える際は、大切なことをできるだけシンプルに伝える
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
先日、ある記事を書くための事前準備をしようと、インターネットを検索していたら、コーチングを勉強していたときに読んでいた、あるブログがヒットしました。
その記事は、クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンについて書かれた記事でした。
クローズドクエスチョンとは、イエスまたはノーで答えられる質問のこと。たとえば、「この提案に、賛成?」のような質問。
オープンクエスチョンとは、自由に答えられる質問のこと。たとえば、「この提案について、あなたはどう思う?」のような質問。
クローズドクエスチョンとオープンクエスチョンという言葉を見て、「懐かしいな~」と思いました。と同時に、「そういえば、最近それ、意識してないな~」と思いました。合わせて、「なんで意識していないんだろう~?」とも思いました。そしたら、普段使っている質問が、基本、オープンクエスチョンであることが分かりました。クローズドクエスチョンを使うのは、最後に、「これは、無理なくできそうですか?」のように、確認する際に使うぐらい。ですから、「これはクローズドクエスチョンで、これはオープンクエスチョンだ」などと意識する必要がなかったのです。
合わせて思いました、「知識を第三者に伝える際は、あまり構造的にしすぎずに、本当に大切なことを、できるだけシンプルに伝えることが大事なのかもしれないな」と。
持っているスキルや知識を第三者に伝える際、分かりやすく伝えるがために、構造的にしたり、体系化したり、分類したりして伝えます。もちろん、それはよかれと思ってなのですが、ややもすると、本当はシンプルなことを複雑にしてしまいがち。
でも、人は、同時に複数のことを意識できないので、複雑にすればするほど、学習が難しくなってしまいます。
どんなことにも、「いろいろあるけど、大切なのはこれだ」ということがあるはず。それならば、大切なことをできるだけシンプルにして、伝えることが大切なんだろうな、そうできたらいいなと思いました。