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「コミュニケーションが苦手」なあなたが「コミュニケーション上手」になる方法

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もし、あなたが、職場のコミュニケーションに悩んでいたら、今回出版した本『うまく伝わらない人のためのコミュニケーション改善マニュアル』をおすすめします。

なぜなら、この本は「コミュニケーションなんて、どうせ上手くいかない」と思っている方のために書いた本だからです。

あなたは「コミュニケーションが苦手」だとおっしゃる。けれども、実際は苦手ではありません。「苦手だ」と思っているかもしれませんが、私は、あなたがコミュニケーションが苦手ではないことを知っています。いや、むしろ得意かもしれません。

なぜ、そう言い切れるかと言いますと、コミュニケーションが苦手という方の多くの人が、「子供のころに感じていた何か」が関係しているからです。

私たちが「コミュニケーションが苦手」だと思う原因に、幼少期の体験が大きく影響していることをご存知ですか?それは、軽い「トラウマ」と言ってもいいかもしれません。

たとえば、多くの人は子供のころ「もっと大きな声で話しなさい」「もっとしっかり返事をしなさい」と言われて育ってきました。そういう人たちにとって、「もっと大きな声で」「もっとしっかり話せ」という言葉は、かなりショックな指摘ではなかったでしょうか。

なぜなら、周りの大人から叱られたということは、暗に、「あなたは声が小さいですよ」「あなたはしっかり話していませんよ」と、指摘されていることと同じだからです。今まで、自分ではそんなことを思っていなかったのに、そんな風に言われたとしたら、相当ショックなはずです。

そうです。コミュニケーションが苦手な人の多くは、このような、幼少期や青年期の、「コミュニケーションの心のキズ」を抱えています。それは今も続いていて、「私はコミュニケーションが苦手だ」と思い込むことになった原点になっています。

この本には、そんな、「コミュニケーションが苦手だ」と思い込まされているあなたが、最初に何をすべきかを示しました。

コミュニケーションが苦手な多くの人は、「伝えるのが苦手」「声を出すのが苦手」と思っています(そうではありませんか?)。そんなあなたが、コミュニケーション上手になるためには、「伝える」「大きな声を出す」から離れればいい。つまり、他のところを伸ばせばいい・・・ということです。

簡単なことです。「話すのが苦手」なら「聞けばいい」。「伝えるのが苦手」なら「相手の心の声を聞けばいい」。それだけです。それだけで、コミュニケーションは上手になれます。

実際、よく言うではありませんか。「話し上手は聞き上手」だと。話す前に聞くこと。それだけでいいのです。

まずは、コミュニケーションの抵抗感を和らげること。スタートはそこからです。

そこからはじめれば、あなたも必ず「コミュニケーション上手」になれます。

うまく伝わらない人のためのコミュニケーション改善マニュアル

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