子供の「自分で考える力」とインターネットの使い方
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
我が家では、小学生の子供がインターネットを使うときは、私に一言言うことになっています。自由に使っていた時代もありましたが、紆余曲折があって、現在はここに落ち着いています。おかげで、必要なときに使う節度や習慣はついたみたいです。
昨日、「インターネット、使っていい?」というので、「何に使うの?」と聞いたら、「宿題で分からないところがあるから調べたい」と。
「どんな問題?」と聞いたら、「"朝焼けのときは天気がよくなるか、悪くなるか"という問題。どっちか分からない」とのこと。
「教科書は調べたの?」と聞いたら、「まだ」というので、「それなら、まずは教科書を調べてみたら?大切なのは、インターネットで答えを見つけることじゃなくて、自分の頭で考えてみることなんじゃない?」と言いました。
子供にどこまでインターネットを使わせるかは、正直悩みます。デジタルネイティブな彼ら、彼女らにとって、インターネットを使って情報を知るのはもはや当たり前。分からないことを調べること自体は悪いことじゃない。というか、膨大な情報の中から最適な答えをすばやく見出すスキルもあったほうがいい。
けれども、答案用紙にインターネットを検索して見つけた答えを書いて○(まる)をもらっても、本当の意味で答案を解いたことにならない。考えるべきところは自分の頭で考えてほしい。そんな風に育ってくれたら、うれしい。大人になったら、答えが無い問題を自分の頭で解いていくことのほうが多いから。
しばらくして、「どう?教科書に書いてあった?」と聞いたら、「答えは書いてあった。朝焼けのときは、天気が悪くなることが多いんだね。けど、なぜそうなるのか分からない」というので、「そうだね。その理由はパパも分からない。それならインターネットで調べてみるといいかもね」と言いました。
※2015/1/9 16:05 タイトルを修正しました