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「なぜ、うつ病は増えたのか」を読んで思ったこと

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

最近、いくつかの締め切りにあたふたしておりまして、ふと気づけば約1ヶ月ぶりです(言い訳)。

それでも、今日、投稿しようと思ったのは、鈴木麻紀さんことばんちょ~の「なぜ、うつ病は増えたのか」(@IT 自分戦略研究所)という記事を拝読したから。

記事の要約

記事の内容を一言で言えば、吉岡さんの……

に集約されるかな?と思います。

「うつ病」と「心の風邪」とのギャップ

ボクがこの記事で「そうだなぁ」と思ったのは……

 日本ではSSRI販売開始直後から、「うつは心の風邪」「早期治療が有効」などのメッセージを打ち出したテレビCMや無料冊子の配布、診断サイトの開設など、製薬会社による大々的な「うつ病」の啓発活動が行われました。このことにより、うつ病や精神科に行くことの抵抗感が弱まり、今まで調子が悪くても病院に行くことをためらっていた人々が精神科の門戸をたたくようになり、その受け皿として精神科の開業も増えたのではないでしょうか。

引用:なぜ、うつ病は増えたのか | @IT 自分戦略研究所

という点。

「うつは心の風邪」というメッセージを聞くようになって、「誰でもなるものだ」みたいなイメージが広がっていると思います。その結果「ちょっと調子が悪い。それなら、病院に行って診てもらおう」みたいな、「軽い」空気感もあります。インターネットのQ&Aサイトでも、「素人が判断する前に、まずは病院へ行くべき」という意見もよく見かけます。

一方、ボクは仕事柄、うつ病と診断された方の実情を聞く機会が一般の方よりも多いほうだと思いますが、「薬の実際」を聞くと、「こんな軽い感じでいいのかな?」という疑問(というより、軽い危機感)を抱いているほうです。

もちろん、精神科の門戸をたたくことが本当に必要だった方々にとっては、啓発活動の価値は大きいと思いますが、逆の側面も産んでいるかな?と思っています。

なので、この部分は「なるほど!」と思いました。

自分でコントロールをする力をつけることも大切

また、

 もちろん、調子が悪いときに病院に相談し、医師の診断に従うのは大切なことです。しかし自分の行動や考えをある程度コントロールできる状態にあるならば、それだけではなく、不調に至った原因の改善や、生活のリズムを作るなど、自分でできることも同時に行っていくことも大切なのではないでしょうか。

引用:なぜ、うつ病は増えたのか | @IT 自分戦略研究所

こちらも同感です。医師による診断に従うのも大切です。それに加えて、自分の行動や捉え方を改善していくこともとても大切なことだと思っています。その理由については、ビジネスパーソンとうつ病―日ごろから心を整える大切さ(しごとのみらいホームページ)に書きました。

コントロールといっても、「すべて自分で解決せよ」と言いたいわけではありません。「信頼できる人と話す」これもコントロールの1つです。

メンタルヘルスやうつ病に関する話題はいろんな意見があるので、センシティブな内容だと思っています。ばんちょ~もさまざまな意見に配慮しつつ書かれた記事ではないかと想像しますが、ビジネスパーソンの仕事のあり方について考えている立場的にも、「本当に大切なことを伝える」「伝えにくいことを伝える」というライター的な意味でも、とても参考になった記事でした。

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