NLP的「やりたいことをイメージできるようにする3つの方法」
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
新潟市で開催しているNLPプラクティショナーコース。
NLPは言語の使い方と非言語の使い方を学びます。
- 言語はそのまま。言葉のことです。
- 非言語……というと、顔の表情やジェスチャーをイメージされると思いますが、もう少し広く「五感の使い方」と捉えていただいたほうがいいかな?と思います。
非言語のトレーニングでは、五感を使って過去を思い出したり、未来をイメージしたりするのですが、「将来やりたいことがありますか?もしあれば、イメージしてみてください」という依頼に、「将来やりたいことをハッキリさせたいが、イメージできない」という方がいます。
「やりたいことをイメージできるようにする」ためには、いくつかの方法があります。
やりたいことをイメージできるようにする3つの方法
イメージ(視覚)以外から入る
人によって
- 視覚(イメージ)を使うのが得意な人
- 聴覚(音、声など)を使うのが得意な人
- 身体感覚(心地よさ、違和感など)を使うのが得意な人
がいます。つまり、五感には自分にとって使いやすいものとそうでないものがあるのです。
イメージするのが苦手な人は、視覚的な処理が苦手な場合があります。その分、他の五感が得意な場合が多いです。ですから、イメージが得意ではなくても大丈夫です。安心してください。
実は、私自身イメージが得意ではありません。身体感覚を使うのが得意なので、「もし、それが実現したらどんな感じがするか(ワクワクするか、心地いいか、楽しいかなど)」を、身体感覚を使って想像します。その後で、視覚的なイメージを膨らませていきます。
「イメージ」と「思考」の区別をつける
イメージとは、想像の翼を広げて映像を思い浮かべることです。それはまるで、寝ているときに夢をみているような感覚。夢を見たことがない人は少ないでしょう。誰でもイメージする能力があります。
しかし、目が覚めているときは「イメージする」よりも、「考える」状態になっています。
リラックスして、頭の中はできるだけ空っぽにし、「将来やりたいことは何だろう?」と自分に問いかけ、なんとなく浮かんでくる映像、内なる声や音、身体感覚に意識を向けます。
「イメージ」と「思考」の区別ができるようになると、イメージしやすくなります。
今できることを一生懸命やる
夢や目標の描き方には2つのタイプがあります。
- 夢や目標が描けるビジュナリーなタイプ
- さまざまな体験を積むことによって後から見えてくるタイプ
2のタイプの人は、夢や目標を描きにくいようです。私自身が2のタイプです。
やりたいことが分からないからといって心配しないでください。それよりも、今、目の前にある課題から逃げずにできることを一生懸命やりましょう。そうすればやりたいことが見えてきます。安心してください。
私がやりたいことが見えてきたのは、つい最近です。
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よく、「夢を持とう」「目標を持とう」「未来をイメージしよう」と言いますが、中には苦手な人もいます。それはあなたが悪いわけではありません。才能がないわけでもありません。五感の使い方が間違っているだけです。ですから、安心してください。
また、「よく考えなさい」とは言うものの、「感じなさい」とはあまり言いません。うれしい、たのしい、ワクワクするといった感覚は、「考えて」分かるものではありません。「感じて」分かるものです。本当にやりたいこともそのあたりにあります。五感を大切にしてください。