コミュニケーション力を身に着けるためには継続的な関わりが必要
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
昨日、1月から開催していた10日間に渡るNLPプラクティショナーコースが終わりました。 NLPは3人の優れたセラピストの言語、非言語の使い方をモデル化した、実践的なコミュニケーション心理学です。
トレーナーのボクが言うのも変な話ですが、ボクはある手法にできるだけ固執しないようにしているタイプだと自負しています。いろんなやり方があっていい。
一方、NLPは実践すればするほどいろんな顔を見せてくれるのもまた事実で、そこが面白さだなとも思っています。コミュニケーションって、どちらかといえばアナログ的で分かりにくい世界のものです。分かりにくいものを分かりやすくしたり、ポワンとしているものを構造的に整理して理解しやすくして説明するのが好きなんでしょうね、根がエンジニアなので(笑)。
今回のトレーニングを終えて、思っていることがあります。
どんなスキルもそうだと思いますが、資格は取ったら終わりではなく、スタートラインだなと思っています。車の運転が無意識レベルでできるようになるためには相応の練習が必要なように、コミュニケーションも無意識レベルで使いこなすまでには継続的な日々の実践とトレーニングが必要だと思っています。特にプロのコーチやカウンセラーなど、コミュニケーションの専門家の方には、技術を探求して「自分なりのやり方」に落とし込んでほしいと思っています。その過程でたくさんの失敗もするでしょう。多くの失敗体験がとても大事です。
逆に、職場で同僚といい人間関係を作っていきたいとか、家族との関係をよくしたい……のように、プロを目指すほど高度なスキルは必要ないけれど、日常のコミュニケーションをよりよくしたいという方もたくさんいらっしゃると思います。そういう方には、方法論はできるだけ簡単にして、それを継続的に学習していくような方法もいいのだろうと思っています。月1回、どこかの土曜日の午後の数時間、定期的にトレーニングしたり、成功体験や失敗体験を共有できるような機会を作りたいです。できれば妙高で。
レベルに関わらず、コミュニケーション力を身につけるためには継続的な関わりが必要ですね。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。