「どうすればみんなが楽しく働けるようになるのだろう?」――新聞記事の編集前原稿
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
知人から依頼されて新聞記事(と言っても地方紙ですけどね)を書いています。「想いきらり」という連載だそうです。「なぜその活動があるのか」「その活動へと自分を突き動かすものは何か」など、個人としての見解を書いてほしいとのこと。なので、しごとのみらいの活動について、自分の想いを書いています。
Web記事と違って、紙媒体は紙面に限りがあるので文字数が決められています。今回は400~500文字なのですが、ざっと書いたら600文字を超えてしまいました。あと100文字は削らなきゃ。う~ん、合わせるのが大変。どこを削ろうかな。
・・・というわけで、編集前の原稿です。まあ、最近よく書いていることですけどね。
先日、知人が体調不良で会社を辞めたそうです。何でも、仕事のストレスや人間関係が原因なのだとか。私自身似たような体験をしているので胸が痛みました。この一年でこのような話を何度聞いたか分かりません。
このような話を聞くたび、今までは「メンタルヘルス対策が大事だ」と思ってきたのですが、最近になって「いや、この問題の本質はそこではないのかもしれない」と思うようになってきました。
そもそも、仕事で困っているときに上司や同僚と何でも話せたら気持ち的にかなり楽になるはずです。また、仕事が「楽しい」と感じられていたら、多少のストレスはむしろやりがいと感じるはず。つまり問題の本質は「職場がギスギスしていて話せない」「仕事が楽しいと感じられない」にあるのです。私はここを何とかしたい。「どうすればみんなが楽しく働けるようになるのだろう?」――私の活動の原点はこの問いにあります。
そこで、私自身の経験をもとに、職場のコミュニケーションや自分自身との関わり方について、企業研修や講演などでお伝えしています。また、仕事の「困った!」を気軽に話せるように、妙高高原に晴耕雨読というコミュニティースペースを作りました。
仕事には、「大変なもの」「厳しいもの」というイメージがあります。もちろんその一面もあるでしょう。けれども、どうせ働くなら楽しいほうがいいじゃないですか。私は、仕事をもっと楽しくしたいのです。