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「難しい」と「簡単じゃない」は何が違うの?ーことばとあたまの不思議な関係

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

先日のブログの最後に、こんなことを書きました。

自分を変える……そう、それが簡単じゃない。本当に簡単じゃないよ。簡単じゃないけどね。だけど、それが一番早いんだ。

実はこの文章、最初はこう書いてあったんです。

自分を変える……そう、それが難しい。本当に難しい。難しいけどね。だけど、それが一番早いんだ。

アップする前に読み返したら、「『難しい』が続くと、何か、本当に難しい感じがするな。もう少し前向きな感じにしたいな」と思って、「難しい」を「簡単じゃない」に書き直してみました。

で、読み返して気が付いたんですけど、「簡単じゃない」のほうが、少し優しい感じがしません?

私たちの潜在意識は「否定語は理解できない」「言葉をそのまま受け取ろうとする」という傾向にあるそう。よく例に出されるのは

「ピンクのパンダを想像しないでください」

「想像するなって言われても、ピンクのパンダを想像してしまうでしょう?」という、あの話。

「緊張しないようにしよう」
「食べないようにしよう」
「負けないようにがんばろう」
「トイレを汚さないでください」
「歩きスマホはやめましょう」

のように、否定語を使うと意識は知らず知らずのうちに、「緊張」「食べる」「負ける」「トイレを汚す」「歩きスマホ」に向いてしまう。

であるならば・・・

「リラックスしよう」
「スリムになろう」
「勝つためにがんばろう」
「トイレをいつもきれいに使っていただきありがとうございます」
「スマホは安全なところで」

のように肯定語を使うと、自然と意識もそっちに向くよ……と言われています。

「難しい」と「簡単じゃない」は、これの逆バージョンと言ってもいいかもしれないですね。「難しい」だと意識はそのまま「難しい」に向くし、「簡単じゃない」は「簡単」に向く。

また、漢字の成り立ちは象形文字と言われています。「難」と「簡単」が何から生まれているのか、私にはわかりませんが。漢字の形からも、「難」なら難しさを、「簡単」なら簡単さを受け取ろうとするのかもしれません。

「簡単じゃない」のほかにどんなものがあるかなぁ。よりよくするなら、肯定語に言い換えて……

自分を変える……そう、それは大きなチャレンジだ。本当に大きな。大きい大きいチャレンジだけどね。だけど、それが一番早いんだ。

のほうがいいかもね。

意味的には同じなのに、表現が変わると感じ方が変わるなんて不思議。言葉っておもしろいね。いい気分になる言葉を使っていきたいものです。

では、今日も仕事を楽しんでいきましょう!

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