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「しごと」をもっと楽しくしたい!

もし、仕事が「楽しい」に抵抗感を抱いているとしたら、仕事を楽しく感じられるようになる可能性があります

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私の知人に、仕事が大好きな人がいました。

仕事が楽しくて楽しくて仕方がないみたいで、土日も、プライベートの時間もすすんで仕事。「仕事が楽しくない人なんているの?信じられない」という具合。仕事は生活のために、お金を稼ぐために、自分の時間を切り売りして働くものだと思っていた当時ボクには、仕事が「楽しい」という知人が信じられず、抵抗感を抱いたことを、今でもはっきりと覚えています。

こんにちは、竹内義晴です。

ご縁あって、ある企業の研修に関わらせていただいています。研修担当の方と、資料ベースで事前にやりとりさせていただいているのですが、資料の中に「管理職の仕事を楽しくする」というフレーズがありました。

すると、担当者さんから次のようなコメントが寄せられました。「”管理職の仕事を楽しくする”という”楽しく”に抵抗感がある社員がいるようです」と。日常が忙しすぎて、「楽しい」とかけ離れた生活をされているのではないか?ということでした。

「確かにそうだな・・・」と思った瞬間、私自身の、仕事が楽しくなかった時代のことが脳裏に浮かびました。ギスギスした人間関係の職場、人よりもモノの品質や納期しかみない管理者、スケジュールに追われる毎日……あの時代だったら、ボクも仕事が「楽しい」に抵抗感を抱いたはずです。冒頭に書いたように。

今、これをお読みのあなたも、仕事が「楽しい」という言葉に抵抗感を抱いているかもしれません。「楽しい」とかけ離れた生活をしていれば、そう思うのは当然のことです。

もし、仕事が「楽しい」に抵抗感を抱いているとしたら、それはいい傾向です。なぜなら、自分がどれだけ仕事のストレスにやられているかを自覚できなければ、それを取り除いて、仕事を楽しくすることはできないからです。

あなたは、仕事を楽しく感じられるようになる可能性があります。

まずは、仕事に対する最初のベクトルを、「仕事は楽しくないものだ」「仕事はつまらないものだ」から、「ひょっとしたら、仕事って楽しいこともあるのかも」「楽しくてもいいのかも」みたいな、「・・・かも」から始めてみましょう。スタート地点が変われば、ゴールも変わるからです。

「”管理職の仕事を楽しくする”という”楽しく”に抵抗感がある社員がいるようです」という研修の担当者さん。結果的には、少し文言を修正して、自身の体験として、「仕事が楽しいとは思えなかった以前の私も、今では、仕事を楽しいと感じられるようになった。なぜなら……」という形で伝えることにしました。やっぱり、伝えたいのです。「今は、仕事を楽しいとは思えないかもしれない。それでも、あえて言いたい。仕事は楽しくできる」と。

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