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「知らなくてもよいことは、知らなくてよい」―ソーシャルメディアに接する時間

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みなさんは、ソーシャルメディアやインターネットなどの情報に
1日にどのぐらいの時間、触れていますか?

私は、ソーシャルメディアを使う機会が増えていたのですが
なんだか最近、その時間がもったいないなぁと思う機会が何度かありました。

もっとももったいないと思うのは「気にかけている時間」です。
発言を書き込んで、別に、反応を期待しているわけじゃないけれど
でも、「どんな反応があるかなぁ」はなんとなく気になっていて
意味もないのにスマフォやケータイ、見ちゃったりして。

情報に触れたからと言って、メリットはそれほどあるわけではなくて
逆に、意識を持っていかれたり、心を乱されたり、振り回されたりすることもあって・・・。

そういう「気にかけている時間」が、もったいないなぁ。
もっと自分の時間を大事にしたいなぁと思っていました。
 
 
■なぜか最近読みたくなった本

そんな中、なぜか中村天風さんの本が読みたくなり、最近、数冊読み返しています。

中村天風さんと言えば、日本の中で生き方や心のあり方を教えた第一人者。
自己啓発の本には海外から入ってきた本もたくさんありますが
それらとは違い、日本人が本来持っている資質をそっと示しながら導いてくれる
日本人が発しているメッセージだけに、何かスーッっと入ってくる
そんな感じの本です。

久しぶりに読み返してみたら、これがとってもいいんです。
もう、この本があれば、あとは何もいらんな・・・という感じ?

毎日を楽しく過ごし、働いていく上で
テクニックやスキルを身につけるということにとても大切なのですが
「心のあり方」も大事だと思うんですよね。
 
 
■知らなくてもよいことは、知らなくてよい

今日は、「運命を拓く」を読みました。

運命を拓く (講談社文庫)

まず最初に飛び込んできた言葉は
「知らなくてもよいことは、知らなくてよい」
という言葉でした。

この言葉にふれて「あぁ、そうかぁ」と思ったのですが
ソーシャルメディアに流れてくる情報の中には
知らなくても困らないことがたくさんあるなぁと。

それならば、外部の情報から少し離れて
自分で考えたり、感じたり、そういう時間持ちたいなぁと。

そんなことをちょうと思っていたところだったので
その内容が書いてあるこの本が、読みたくなったのかなぁ。なんて。

自分のために使う時間を大事にしたいです。

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