コンビニとオッパイの本と小学生
昨日、小学校3年生の娘とお風呂に入っていたら
彼女はこう言いました。
娘:「コンビニで○○ちゃんが、オッパイが写っている本を見つけたんだって」
この手の話は、どのように接したらいいのか
お父さんとしてはドキッとします。
コンビニのオッパイの本、今までそれほど気にしていませんでしたが
そうか、コンビニは子供も立ち寄るから目に入るんですね。
本当なら、オッパイの本は
子供の目の届かないところに置いてあるのが望ましいのかもしれません。
けれども、「コンビニにオッパイの本を置くのは教育上けしからん!」と短気を起こしても
現にオッパイの本はコンビニに置いてあるので、それをどうにかするのは難しい。
また、子供に対して
「オッパイはよくないものだ」
「子供は見ちゃだめだ」
というような「いい/悪い」を教え込むのも大事かもしれませんが
オッパイは赤ちゃんに栄養を与える聖なるものでもあるし
「オッパイ」=「よくないもの」
と彼女が捉えるようになることにも疑問を感じたので
「オッパイについてどう考えるか」
を、子供と考える時間にすることにしました。
情報だって、規制することも大事かもしれませんが
受け手がどう扱うかも大事だと思うんですよね。
「情報リテラシー」ならぬ、「オッパイリテラシー」?
娘に、オッパイの本についてどう思うか聞いてみました。
父:「オッパイの本について、○○ちゃんはどう思う?」
娘:「キモい」
子供にとっては、オッパイの本はキモいのだそう。
男の子なら、違う反応かもしれませんが・・・。
「オッパイ」=「キモい」にしてほしくなかったので
続けて、こう聞いてみました。
「そうか、オッパイの本はキモいのか。
でもさぁ、オッパイには大事な役割もあるじゃない?」
すると、4歳の娘が口をはさんできて
「オッパイは、赤ちゃんにミルクをあげるから大事なんだよ」
と。4歳なのによく分かっていらっしゃる。
父:「そうだよねぇ。じゃあ、人の前でオッパイを見せることについてはどう思う?」
娘:「う~ん、良くないことだと思う。恥ずかしいし」
父:「そりゃそうだよね。でも今、パパは見えてるけど」
娘:「だって、パパのことは好きだもん」
父:「好きな人にはいいってことか。じゃあ、好きな人だけにしておこうね」
娘:「うん、そうする」
と、娘とオッパイについて語り合ったのでした。
うん、最初はドキッとしましたが
意外といい機会になったような気がしました。
一緒にお風呂に入るのも、そろそろ卒業を迎えます。
きっと今だけなのでしょうね。オッパイについて語り合えるのは。