「人のふんどし」で相撲をとらない
「人のふんどしで相撲をとる」とは
他人のものを使って成果を上げるという意味ですが
ボク、「人のふんどしで相撲をとる」のがなぜか苦手で・・・。
ここで言う「人のふんどし」とは、著名人の名前を使うこと。
具体的には・・・
■1、著名人の名前を宣伝に使うこと
「あの○○さんが絶賛!」みたいな、著名人の力を借りて宣伝すること。
よく、テレビCMにあるような感じ?
こちらが言わなくても、ご本人が応援してくださるのは純粋にうれしいですけどね。
■2、著名人の言葉の引用
以前は、文章を書くときに
よく著名人の本に書かれている言葉を引用しました。
でも、最近はあまりしません。
「○○さんも言っていますが・・・」みたいな言葉の引用もそうです。
■3、著名人の発言を批判して自分の意見を述べること
意外と忘れがちなのがこれです。
「○○の意見はおかしい」と相手を批判するのですから
一見「人のふんどし」ではないように見えるんですけどね。
もちろん、私にも著名人の発言に批判的な気持ちを抱くことはありますよ。
でも、名前を引き合いに出した時点で「人のふんどし」になっているのですよね。
そう思うとくやしいので、名前を出して批判は絶対にしないのです。
3は、元々批判を言葉に残すこと自体好きではないのでいいとしても
1は、みんなやっていることだし、著名人の名前を出したほうが人も集まるのになぁ。
2は、自分の論理を強固にする役割もあるのになぁ。
1,2は、「別にいいじゃん」と思うもう私もいるですが
「人のふんどしを使わず、正々堂々とやれ」みたいな自分もいて・・・
で、やっぱり「人のふんどしで相撲を取らない」を選択するんです。なぜだ?
「自分の言葉で表現したい」とどこかしらで思っているのかなぁと。