オルタナティブ・ブログ > 竹内義晴の、しごとのみらい >

「しごと」をもっと楽しくしたい!

【インタビュー】イケダハヤト(@iHayato)さん ~86世代から見えるしごとと社会~

»

しごとのみらいでは、楽しそうに働き、ご活躍のみなさんに

仕事が楽しくなかったときのことや、そこから乗り越えてきたプロセス
「仕事の何が楽しい!」を感じることなどをインタビューし、音声配信しています。

今回は、ITジャーナリストのイケダハヤトさんにお話をお伺いしました。

Top_image_vol11

ビジネス環境における課題

私は今41歳ですが、私たちが若いころは
大きな組織に属しているのが安心であり、安定でした。
多くの人が大企業に入ることに憧れましたし
親世代は「公務員は一生安泰だ」と言いました。

一人ひとりの考えや自分らしさを多少犠牲にしても
大きな組織に入ることで、安心や安定が得られました。

ひょっとしたら、この「大きな組織のほうが安心」という価値観は
今もさほど変わらないかもしれませんし
大企業や行政が、すぐにどうこうなるというものではないにしても
社会的にもさまざまな課題がある今
「大きな組織に属しているのが、本当に安心、安定と言えるのか?」
「安心、安定って何なのだろう?」
ということを考えます。

また、「安心、安定」が仕事の大きな判断基準になっているがあまり
自分を押し殺して働き続け、その結果
メンタル面で課題を持つ方もたくさんいます。

  • 安心、安定を求めるのも自然なことだけれど、自分を押し殺して働くことにリスクはないのか
  • 今、属している組織に何か大きな変化があったとき、何かしらの準備をしておかないのはリスクではないのか
  • 本当の安定とは、サーファーが荒波を楽しめることのような、不安定な社会を安定した気持ちで歩めることではないのか

私には、このような課題認識があります。

だからと言って、

やりたくない仕事をするのをやめようとか
すぐに会社を辞めて、独立して好きな仕事をやろうとか
そういうことではなく

  • 自分の本音に向き合ってみること
  • 「感性のアンテナ」が受け取ったことと、できることからやってみること
  • ひとりでできることは限られるから、同じ意識を持っている外のコミュニティに属すること

このようなことが、今後大事になってくるのではないかと考えており
そうすることで、日常の不安、心配事が共有できるし
同じ方向を見ている人が行動していることの中から、たくさんのことが学べるし
一人ではできなくても、周りに協力者がいればできることもあるでしょうし
ひょっとしたら、そこから自分のライフワークにつながっていくかもしれない。

そういう「個の自立」と「それを支えるコミュニティ」が
あるといいのではないかと考えています。

イケダさんにお話をお伺いしたいと思った理由

以前から、イケダハヤトさんのブログTwitterを拝見していました。

イケダさんがブログやTwitterなどで表現されている言葉は
とても考えさせられます。

特徴的であるからこそコメントも肯定的な意見があったり
疑問を呈する意見があったりと、さまざまです。

けれども、イケダさんの言葉は
「今、感じていること」がそのまま述べられていて共感する部分も多く
それがきっかけで、さまざまな機会を得られ
現在はフリーランスのITジャーナリストとして活躍されていますし
いろんな人や団体との「つながり」を支援されています。

「個の自立」と「コミュニティの形成」を体現されているお一人だと感じています。

そこで

  • イケダさんの言葉が生まれてくる背景には、どんな考えや経験があるのだろう?
  • 若い世代が抱く仕事観は、どんなものなのだろう?
  • そして、仕事のあり方をどのように捉えているのだろう?

このあたりのお考えをお聞きしてみたいと思い
インタービューをお願いすることにしました。

イケダさんにお話を伺ってみて

40代である私は、トレンディドラマを見て
「将来、ひょっとしたらこんな風になれるかも?」と
淡い期待をテレビに映しながら育ってきた世代です。

もちろん、トレンディドラマのような生活は到底叶わないまでも
「自分も○○になったらいいなぁ」と、ある種の夢を描くことができました。

けれども、今の若い世代はどうでしょうか。
社会が何かと不安定な中、いやがおうにも、
「ずっと同じ会社に勤められる保証は何もない」
「年金など、もらえるわけがない」
など、見たくない現実をたくさん見ていると思うんですよね。
そういう情報を、若い時から見聞きしてきたのではないかと思います。

「自分の人生は、国や会社が面倒を見てくれるわけではない」

ということに気がついていたら、
意識的にも、無意識的にも、
「これからは、自分たちで何とかしていく必要がある」
「だから、自分たちができることで、課題を解決していこう」
と、自然と思うんじゃないかなと思います。

私がイケダさんのお話を伺って思ったのは
イケダさんが感じていることを
「『素』で表現されているんだな」ということでした。

また、このような時代背景から、
「このままでいいのかなぁ」と感じている方の気持ちを
つかんでいるようにも感じました。

音声収録後に、イケダさんとお話をさせていただいたのですが
「私たちがやっていることで、結果的に社会が変わればいい」
とおっしゃっていました。

「社会を変えよう」というメッセージを最近よく目にしますが
私は、社会は「変える」ものではなく
一人ひとりの小さな意識や行動の変化によって
「変わる」ものだと考えているので

「問題が解決することで、結果的に変わればいい」という言葉に
イケダさんが発しているメッセージの背景や
描いている未来を垣間見たような気がしました。

そのほか、このインタビューでは

  • イケダさんが仕事に悩んでいた時代のこと
  • 86世代から見える「しごと」
  • 前職を辞め、フリーランスになった理由
  • 悶々としていた毎日を変えるために今できること
  • アウトプットを継続的に行うポイント

などなど、気になるところや
「そりゃ分かるけど、実際はみんなそこでつまづくんだよね」
という点を、根ほり葉ほりつっこんでお伺いしました。

詳しくは、こちらをご覧ください。

なぜ、ボクらは社会的事業に向かうのか ~86世代から見えるしごとと社会~

今の常識的な社会で息苦しく感じる人が次の社会を作っていく・・・。
イケダさんはそのお一人だと思いました。

イケダさん、ありがとうございました!

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する