なぜ、新入社員の時に基本的なスキルやマナーを身に付けておくことが大切なのか
こんにちは、竹内義晴です。
7月になりましたね。
4月から3ヶ月が過ぎて、
新入社員のみなさんも、そろそろ現場で活躍を始めるころではないでしょうか。
企業によっては、3ヶ月ほど研修期間があるところもありますから
まさに、現場に配属されたばかりという方もいらっしゃるかもしれません。
現場に入ると、また、新しいビジネススキルやマナーに触れる機会も多いと思います。
新入社員のみなさんには、今、たくさんの機会に触れて欲しいと思いますし
先輩社員のみなさんには、たくさんの機会を与えて欲しいと思っています。
なぜ、このようなことをお伝えするかと言いますと
新入社員のときに身に付けたスキルやマナーは、生涯にわたって影響を与える
のではないかと思っているからなんです。
たとえば、私は社会人になって自動車会社に勤めました。
新入社員教育で工具の使い方や重い荷物の持ち方などを教わったのですが
今、自動車会社で働いていないのに
自分の車を整備したり、重い荷物を持ったりするときには今でも、
新入社員教育で教わったことを守っています。
新入社員のときは、気持ちも期待感で一杯です。
新しい環境に入るワクワク感、ドキドキ感、緊張感などがありますから
余計に、身に入るのかもしれません。
ビジネススキルだけに限らず、挨拶などのビジネスマナーや
コミュニケーションスキルもそうですよね。
先日、ある団体でコミュニケーションスキルをお伝えする機会をいただいたのですが
30代の方が、このような声を寄せてくださいました。
一般企業で働いていたときに、お客様とのやりとりが増えてくるうちに「要望を聞く」「現状を確認する」「複数案を提案する」という、ひとつのパターンがなんとなくみについてきていたと思うのですが、もっと(新入社員のような)若いときに、このような研修を受けられるとよかったなぁと思います。
社会人生活がある程度続くと、新しいことを身に付けるのは億劫になってきます。
ビジネススキルのような、知識や技能ならまだいいのですが
ビジネスマナーやコミュニケーションスキルは、なかなか面倒です。
何事も、最初か肝心と言います。
新入社員のみなさんは、身に付けることがたくさんあって大変かと思いますが、
最初に身に付けることは、生涯にわたって役に立ちますので
がんばっていただきたいな~と思います。
また、先輩社員のみなさん、教えるというのはなかなか難しいことですよね。
時には褒めたり、時には叱ったり……
どのように教えたらいいのか、悩まれている方もいらっしゃるかもしれません。
子どもは、親の背中を見て育つと言いますが
悩んだ分だけ、一生懸命関わった分だけ、新入社員にも伝わると思います。
影ながら、応援しています。