実際にやってみて身についたのが、本当のスキル
10/2~3、NLP(神経言語プログラミング:コミュニケーション心理学)のプラクティショナー(実践者)コースの第2期が新潟市で始まりました。
第1期同様、学ぶ意欲に満ち溢れている受講者のみなさまを向かえ、
最初の2日間を楽しく過ごすことができました。
講座だけではなく、休憩やランチなど、
気軽におしゃべりする時間もまた、楽しいひとときです。
残りの8日間が楽しみです!
2日間の講座が終わったあと、
受講者の方とお話する機会がありました。
私:「どうです?NLPって面白いですか?」
受:「面白いですね!でも・・・」
「でも、何なのだろう・・・」
ボクの体臭が気になるとか?(笑)
私:「でも?」
受:「あれですね。実際にやってみることが、
すごく大事なんだなと思いました。
テキストの説明を聞いたときは、
『そうか、分かった!』と思ったんです。
でも、ワーク(体験型の演習)で実際にやってみると、
なかなか思った通りにはできませんでした。
それでも、実際に何度かやってみると、
最初はできなかったことも、
『あっ、そういうことか!』と分かりました。
実際にやってみなければ分からないことって、あるんですね。」
私:「とても大切なところに気づかれましたね。
NLPに限らず、何でもそうだと思うのですが、
テキストを読むと、なんだか分かったような気分になります。
けれども、実際にやってみるとなかなかうまくできない。
だからこそ、実際にやってみることが大切だと思います。
特に、NLPのようなコミュニケーションスキルについては、
書籍もたくさん売られています。
それを読んでみても、
『ふ~ん、そんな感じなのね。分かった分かった』
ぐらいで終わってしまう。
でも、実際に体験してみると全然違うんですよね。」
受:「そうですね!実際にやってみて、そう思いました。
では、また次回よろしくお願いします。」
そして、
それぞれの帰路についたのでした。
実際にやってみて分かること
NLPに限らず、
スキルを身につける過程すべてがそうだと思うのですが、
本やテキストブックを読むと、
なんだか、分かったような気分になりますよね。
私もそうです。
けれども、実際にやってみるとその通りには行かないというシーンを、
私達はよく体験します。
例えば、水泳の本を読めば、頭の中では泳ぎ方を理解できます。
けれども、それで実際に泳げるかというと、
ほとんどの方が泳げないのではないかと思います。
なぜなら、私たちが言語化できる情報というのは、
実際の体験の中の、ほんの一部でしかないからです。
だから、本当にスキルを身につけるためには、
情報に触れただけでは不十分で、
実際に体験してみることが、すごく大切なんですよね。
実際に体験してみると、
「テキストに書いてあることと違うじゃないか!」
と思うこともあります。
それでも、実際にいろいろやっていくなかで、
「最初は、書いてあることと実際が違うって思ったけど、
なるほど、こういうことが言いたかったんだな」
と、改めて分かることもあるのです。
あなたが今、学んでいるスキルは何ですか?
本やテキストから情報を収集することも、とても大切なことです。
けれども、それだけで終わらせないで下さい。
実際にやってみること。
繰り返しやってみること。
そして、本当のスキルが身についていくのではないかと思います。