現代の「小学校の文化祭」に参加して感じたこと
日曜日、娘の小学校の「こどもまつり」に行ってきました。
「こどもまつり」とは、いわゆる「文化祭」のことです。
私の娘は小学校1年生。
「自分が子ども時代はどうだったかな~」と思い出しつつ、
親として始めての文化祭に行ってきました。
午前中は、子供達の音楽発表。
合唱やブラスバンドの演奏などがありました。
このあたりは僕らの時代と、あまり変わらないかな。
子どもは家で「手のひらを太陽に」の歌詞を覚えるのに必死だったけれど、
何とか歌い切ったみたいです。
昼食は、子供達と一緒に食べました。
焼きそばや、寿司や、おにぎりなど、
既に調理済みのものを食べるという形式。
私たちが子どもの頃は、高学年が食堂を運営したと記憶しています。
あまり記憶が定かではなかったので、私の親に、
「僕たちが子どものころの文化祭の昼食って、どうだったっけ?」
とたずねたら、
「父兄が仕込みなどの準備をして、
子供達が注文を受けたり、配膳をしたりしていたよ」
とのこと。
そう、そうだ。
確か、各教室でうどん屋さんとか、喫茶店とか、
メニュー別に教室を割り振って、
子供達が、注文をとったり、配膳したり、片付けしたりしていたっけ・・・。
「お父さんとお母さん、いつ来るかな~」
少しドキドキしながら、親が教室を訪れることを待っていたキモチを
胸の辺りに思い出しました。
食堂の運営もいい思い出になっていたので、
子どもたちが配膳する食堂がなくなっていたのは少し残念な気もしました。
父兄の負担や、食中毒の心配など、いろんな事情があるのでしょうね。
でも・・・自分の子どものころの記憶をたどってみると、
復活して欲しい行事の1つです。
さて・・・
午後からは、子どもと教室を回り、
学習の成果を見て回りました。
学校での様子が、少しだけ垣間見れた気がしました。
その後は
新聞紙で花を作ったり
魚釣りをして食べたり
スポーツしたり
親と子のレクリエーションの時間が設けられていました。
僕らが子どものときは、
このような親と子が積極的に接する時間、
設けられてなかったかな。
学校も、子ども達も、
親とともに楽しめるように、
いろいろと工夫しているのでしょうね。
***
文化祭を通じて、子どもの生活や学校に触れ、
現代の子どもたちを見て感じたことは、
「以前よりも、やわらかい教育になっているな」ということ。
子どもたちが発する言葉でそれを感じました。
例えば、私たちの時代を象徴的に表すと、
「起立!」「気をつけ!」「礼!」
って感じでした。
一方、現代の子どもたちは、
「今日はみなさん楽しかったですか?」
と、先生と生徒、生徒と生徒が対話しあうような関係でした。
「一方的に言われるのではなく、対話がある」
そんな感じ・・・なのかな。
***
子どもたちには、明るい未来へすくすくと成長して欲しい。
そのためにお父さんは頑張りたいと思う1日でした。
追伸:
大人も子どもも一緒ですね。