オルタナティブ・ブログ > 竹内義晴の、しごとのみらい >

「しごと」をもっと楽しくしたい!

あなたなりのリーダーシップを

»

チリ落盤事故のニュース、
全員無事救出されて良かったですね。

最後に救出されたリーダーのルイス・ウルスアさん。
各所で称賛する声が相次いでいるそうです。

・外と連絡が取れないときも規律を維持
・残っていたわずかな食料を全員で分配

などの行動で、
仲間がパニックになることを防いだそうです。

「強いリーダーシップが仲間を救った」

と、テレビで報道されていました。
ある番組に出ていた経営コンサルタントの方も、

「会社もそうですが、
 非常時こそ、一人の強いリーダーシップが大切だ」

とおっしゃっていました。


「強いリーダーシップ」のイメージ

あなたは、「強いリーダーシップ」というと、
どのようなイメージをお持ちでしょうか。

・理路整然としている(道理が当てはまっていて、話の筋道が整っている)
・的確な指示をする(判断にミスがない)
・時には規律を守るように命令する(規律を維持する)

このようなイメージを持ちますよね。

「自分には絶対に無理そう・・・」

と、思われている方もいらっしゃるかもしれません。
(↑私もそうです(笑))


強いリーダーシップ、緩やかなリーダーシップ

私もこれまで、いくつかの場面でリーダーをしてきましたが、
私はどちらかと言えば、
緩やかなリーダーシップを取るタイプだと思います。

人を無理やり動かそうとしてもなかなか動かないのは、
身をもって体験してきたので、

無理やり動かそうとはせずに
「どうしたら、楽しくできるのか?」を仲間と一緒に考えたり
冗談を言ってみたり
時には失敗して、「ごめ~ん」とダメな部分を出してみたり

そんな風にして、チームをまとめるタイプです。

先日、ある集まりで3年ほどつとめたリーダーの役割を終えました。
こんな感じでも、仲間はよく動いてくれましたよ。


それぞれの立場で、それぞれのリーダーシップを

今回のような緊急事態の際には、
しかるべきリーダーシップの取り方があると思います。

けれども

富士山を登るのに、いろんなルートがあるように、
人はそれぞれ、得意な部分が違うので、
さまざまなリーダーシップの取り方があっても
いいのではないかと思います。


もっとも大切なことは「逃げずにやってみる」ということ

私もこれまで、いろんな場面でリーダーになる機会がありました。

リーダーって、仲間をまとめなければなりませんし、
時には代表して怒られたり、嫌な役回りがあることも事実です。

けれども、もっとも大切だと思うのは、

「いや~、私はリーダーなんて苦手だから」

といって、課題から逃げないで、
やってみることじゃないかなと思います。

確かに、嫌な役回りもありますが、
人をまとめるという仕事は、
経験しておくと、大きな力になりますよ。

強いリーダーである必要もないし、
緩やかなリーダーである必要もない。

あなたのスタイルでいいのです。

あなたも機会が訪れたら、
リーダーの仕事にチャレンジしてみてくださいね。

Comment(0)